Jリーグの楽しみ方って、どうあるべきなのか?

土曜日は友人とあう約束があり、紙屋町に昼前からいたのですが、市民球場は巨人戦があるということで、赤いキャップをかぶった少年少女、白に赤のストライプのユニをきたお父さん、お母さん達や、オレンジのグッズをもった巨人ファンの家族連れがたくさんグッズ売り場前にいました。

また、バスセンターに行けば、バスから降りたカープファン、ジャイアンツファンが小走りに市民球場へと笑顔で向っていました。

なんとなくですが、カープファンも、昔よりレプリカのユニフォームを着ている人が増えたような気がします。気のせいかな?カープのユニも値段がそれなりに安くて、カッコいいんですよね。黒田の買おうかな。

夕方から飲んでいたんですが、どかどかとカープユニを着た一群のグループが店に入ってきました。結果が気になったので、「今日どうだった?」と聞くと「おかげさまでっ!!」との返事。一緒に乾杯をしました。

これですよ、これ!!

一緒にいた友人は愛媛出身なので、愛媛FCを応援している人間で、サッカーを愛する人間なんですが、二人で共通したのは

「サッカーには、やはりビールがないとダメだろう」

という結論でした。

 「ビールがなければ始まらない」

これは単に「サッカーは、ビールを飲みながら見ると楽しい」という事ではないと思うんですよね。つまり「ビールを飲めるような場所にスタジアムがある」という事だと思います。愛媛FCも、かなり郊外のスタジアムで、どうしても車を使わないといけない状況だそうです。

「試合前にビールを一杯あおってスタジアムに行く」

「試合後に勝利の祝杯をあげる」

「敗戦の原因を飲みながらうだうだ語る」

こういう事も、「試合を見に行く」という事につながっていて、それらトータルで「観戦」になってるんじゃないか、と思います。勝ち負けだけでなく、そういう「サッカーをネタに盛り上がれる環境」ってのも、大事なんではないかなあ、と。

また、ファンになる過程も、そのチームの事を好きになる、というだけでなく、その過程が楽しくてファンになっていくと思います。 

広島という土地柄は、生まれながらRCCラジオから流れるカープの中継やらが背景にあって、カープファンとなっていくコースもありますが、それとは別で、中学・高校の頃に、仲間でちゃりんこ飛ばして基町に行って、その楽しさを覚える、という物ではないでしょうか?

試合前にボードをつくるとか、チケットを誰が買いに行くとか、試合後にまた街に繰り出すとか、そういう前後の過程をひっくるめて「カープ見にいこうや~!」だったなあ、と思います。

その時に、やはり市民球場というのは、高校生にも格段に行きやすい球場だなあ、と思います。

そして社会人になって、家庭を持って、子供を連れて行ったりして、カープの歴史が続いていく。

しかしサンフレッチェも、レプリカを着ているファンは増えたし、ナビスコでもスーツ姿で駆けつけるサポがいるわけです。110万人規模の地方都市で、プロ球団として、頑張っていると思います。

じゃあ、これが更に街中にあったら、かなりいい線行くんじゃないか、とつい思ってしまうんですよね~

カープも、観音の総合グラウンドでやっていた時期に、やはり動員が苦しいという理由で、現在の位置にまで移転しています。関東のような大規模な街でない広島では、サンフレッチェも同じような道をたどるのが正解だと思うんですよね。だから「夢」とか「現実性がない」とかいわずに、虎視眈々とあの一等地を狙いつつ、ビックアアーチでできる事からがんばっていくべきでしょうね。

そんなわけで、ナビスコを、ちょっと状況は大変だけれでも、やってくれると信じて応援しにビックアーチに行きます!!

信じとるけーね~

※2024年から振り返り

一貫して思っていたのは「市内でサンフレサポーターが溢れる景色がみたい」だったのを思いだす。記事。これも、こんなの書いていたんだと忘れていたという・・・

文中にもあるキーワード「ビールを飲めるような場所にスタジアムがある」というのも、なかなかの酔眼ではないか、わし

ふふふ

なお、この文中に出てくる友人はその後愛媛に帰り家業を継ぐのだが、ピースウイングのJ1開幕戦、北側プレーヤーズ愛シート最前列に鎮座し、大橋のゴールでウルトラソウルばりのそりかえるガッツポーズをしている所をDAZNにばっちり撮られるのであった。

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