12月 10th, 2011 by Hiroshima KOP
と書いてみたけど、大阪の二重行政改善へのうねり。
広島で考えるなら、政令市と県で見事にかぶってるものは多くある。
そんな中でもスポーツ施設はなんか利権も(他に比べれば)少なそうだし、
思い切ったことはできそうな分野だと思う。
(現状)
■県
広島県総合グランドメインスタジアム(Coca-Cola West広島スタジアム)
広島県総合グランド補助競技場
広島県総合グランドラグビー場(Coca-Cola Westラグビー場)
広島県総合グランド運動場(多目的広場)
■市
広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)
広島広域公園補助競技場
広島広域公園第一球技場(天然芝)
広島広域公園第二球技場(人工芝)
広島広域公園テニスコート
↓
市と県で「大規模スポーツ施設整備運営本部」設立。
現状分析と長期ロードマップを策定。
効率的運用の具体策を共有。
↓
■県
広島県総合グランドメインスタジアム(Coca-Cola West広島スタジアム)
広島県総合グランド補助競技場
広島県総合グランドラグビー場(Coca-Cola Westラグビー場)
広島県総合グランド運動場(多目的広場)
目的
プロ使用の水準をマツダスタジアムは維持するために、使用制限は必要。
アマ利用枠を総合野球場の近代化改修で受け入れる。
球技場は廃止。
皇紀2600年記念事業以来の伝統を持つ陸上競技場を、メインスタンドを中心に1万収容の陸上競技場として、サブトラックと共に改修。
織田記念陸上もこちらで開催。
解体するラグビー場施設分で容積率も確保。
■市
広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)
広島広域公園補助競技場
広島広域公園第一球技場(天然芝)→人工芝化
広島広域公園第二球技場(人工芝)
広島広域公園テニスコート
利用料収入、日数、稼働率の良いテニスコートは当然存続。
ビッグアーチはトラック廃止し、人工芝ピッチ化。
中四国に唯一の4万収容スタンドを生かし、これでもかとライブ等のイベントを誘致。
セットストックも誘致。
サマーソニックも大阪から奪い取る。
イベント開催時以外にも、人工芝で球技は開催可能。
第一球技場を人工芝化し、第二球技場は廃止。
つまり広域公園からは天然芝をなくし、全部人工芝で統一することで、管理効率を上げる。
広島にサッカー専用スタジアムは「既にある」が「規格を満たしていない」し「更なるアクセス整備が必要」なのが現状。
プラン1 第一球技場をJ1規格にする
→施設が規格を満たしても、アクセスが貧弱なので費用効果が低い。
アクセス整備には更なる大規模な資金が必要になる
プラン2 第一球技場に大規模改修が必要になった時に、上記の広域公園整備と合わせえて
「既にアクセスインフラが整った場所に『移転』することにする」
→更に県営のラグビー場も併設し、天然芝管理を同一公園内で一括して行い、管理効率を上げる。
また、プロの使う天然芝で「最大限の収益」とを上げ、小規模スタンドの天然芝を「最大日数市民に開放」し、行政サービスも上げる。
というわけで、公共アクセスでアクセス可能な立地に以下の施設を。
①天然芝 1000人スタンド 1面(旧総合グランド ラグビー場分)
行政整備
②天然芝2万人スタンド 1面(旧広域公園第一球技場)
公共性の高い部分(ピッチと基本的なスタンド1万4000人分)を行政整備
収益性の高い部分(屋根付きメインスタンド6000人分)を民間整備後、寄付 30億円規模ならなんとかなりそうに思える規模では?
こんな役割分担で。
大規模スタンドで収益をあげつつ、市民県民への利用日数もあげる。
※追記
市と県の混ざった部分に天然芝球技場。
ズムスタも市と県と協力して建設されたので、
専用スタジアムも県と市が共同で!という思いで。
ガンバみたいな150億規模を全額民間整備は夢として遠すぎるが、30億なら
以上簡単にまとめると
県はアマ野球、陸上競技場に特化
市はテニス、人口芝球技場、4万イベント施設に特化
市と県で共同設置のサッカー場を中心部に。
それぞれ管理効率があがりコストダウンもできちゃったり。
みたいな事を県市融和の象徴でおこなえたらいいなあ。
若手で改革にもえる市議、県議が、県市の意欲ある職員とプロの仕事で練り上げてくれたらなあ。
なんつって。
11月 19th, 2011 by Hiroshima KOP
Forsyth Barr Stadium
建設費
NZ$ 198.3 million
収容
ラグビー、サッカー時:3万 748人
コンサート時 :3万6000人
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ラグビーワールドカップの会場だったようで。
建設の模様
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芝について
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明るいスタジアムですね。
内覧会的な
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ラグビーW杯の時の様子
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サッカーの様子
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将来ビッグアーチやサンプラザの存続が問題になったら、二つを統廃合して中央公園にこの屋根付きスタジアムに集約、とか妄想。
雨の日も大丈夫。
コンサートも誘致できちゃう。
金は、
無い。
跡地にはやっぱでかい。
かなり問題になりそう。
跡地なら、もっとシンプルなカーディフで。
正面ファサードを市民球場イメージで仕上げるとかで、名所にもなると思うんだけどな。
「あの市民球場が復活!?」
的に。
案外そんなミーハーなものが話題になると思うし、すでにあるそのネタを生かさないで議論しても、なにか見つかるんでしょうかね、跡地委員会。
なーんてね。
6月 2nd, 2011 by Hiroshima KOP
菓子博の実行委員会が結成され、イメージ図が発表されたそうです。
市長が変わり、コンペ優秀2案が除外という結果を受け、こんな感じになったようです。
砂利なのかよくわかりませんが、灰色の地面の上にゆとりをもって配置されたテント。
以前のイメージ図がこちら
豊かな緑、新築の新商工会議所ビル。
NTT都市開発の森のパビリオンもいい感じ。
と、そんなイメージから、かなり緑とピカピカの建物が消えたわけですが、今回のパースで一番注目した事があります。
それはこれ
白い「柵」が前よりもはっきり見えます。
菓子博は有料イベントなので、囲いが必用です。
そのために球場の敷地の形に全集囲いをしているのですが、それが今回のイメージ図でははっきりしています。
これ、有料イベントを「通年」やる場合はどうなるんでしょ?
①常設固定の柵で囲う状態になる。
②取り外し可能な柵をイベントごとに設置する。
③ウッドストックのようにエリオットが出てきて「今から無料だ~!」と宣言する
さて、どうなるんでしょ。
そしてイベントが無い間は、どういう使われ方するんでしょ?
こんな事になるくらいなら、球場スタンドそのまま使ってた方が、いろいろ苦労は無かったと思うんですが、どれだけ多くの人がそれを指摘しても、今の状況につっぱしった人がいたわけで、まあ、なんかなー、という感じです。
変なたとえですが、これまでの広島市とか中振連の跡地利用へのみたて、というか戦略感って、「よーし、パパ国士無双ねらっちゃうぞ!あがれば3万2000点!!!」と言ってる感じ。
「いやー、まず今ある手配生かして、まずはメンタンピンでいきましょうよ。それでも結構ありますよ?」と市民側からいろんな人がアドバイス。
「いや、役満(イベント)狙いじゃ!3万2000点(イベント)じゃあ!!」
「でも河に白4枚出てますよ?」
「えっ…」
みたいな。
今度からは、もっとまじめに書きます。
1月 11th, 2011 by Hiroshima KOP
なんとか検索で引っかかってほしいと考えてたら、実に長いタイトルとなりました。ちょっとでも「広島市民球場」の検索でひっかかってほしい、とあえて「市民球場」ではなく「広島市民球場」と書いてみたりしています。
さて…
秋葉市長の不出馬宣言はあっても、解体の続く市民球場。
それでもまだあがけないかと思う日々。
市民球場の跡地利用への関わる中で、時に聞こえた次の言葉
「あの場所は緑地公園になる予定だったんだから、解体するんです」
「丹下健三の計画通り、公園にすべきだ」
これに対して反論はいくらでも出来るのですが、「元々公園にする計画がありまして…」という台詞は、「いや、まじでどの計画?」「丹下健三って、そんなこと言ってたっけ?」「誰の計画?」とぶち切れそうになりながらも、発言する人の本意がどうであれ、球場解体を正当化する際には便利に使われる決め台詞です。
しかし、昔から疑問に思って来たのが「しかし市役所とて、その途中で市民球場の将来がどうあるべきか?そのような作業はしているんじゃないだろうか?」と疑問に思っていました。
そして、できれば市役所内部の、できれば担当職員による、「中長期的な視点から、そして市民の施設としての市民球場の将来像を述べた文章」が無いものか?と考えていました。
そしてやっぱりあった資料。それが昭和53年12月作成の「広島市民球場のあゆみ」(広島市公文書館所蔵)です。
(非常に分厚く、内容がある資料です。ぜひ全てをデジタルアーカイブ化して公開してほしい。)
表紙をめくると「序」として以下のようなメッセージが書かれていいます。
序
広島市民球場は昭和32年7月22日完工以来、20年をこえる歳月をけみしてきた。この間、球場は青少年、一般社会人等、市民の保健体育•社会体育の場として多くの人々に愛用されるろろもに、広島東洋カープの本拠地として活用されている。特筆すべきことは、昭和50年の広島東洋カープの球団結成以来はじめてのV1達成、数年前からの電気設備をはじめとする施設整備の急ピッチによる外野スタンドの増設、報道室の改築、全国1の照度をもつナイター球場への変ぼうなど、3万人をこえる収容定員の近代的球場へと成長してきたことである。
ここにおいて、V1記念広島東洋カープ球団史とは異なる、球団の管理運営面から、20年をこえた市民球場の足どりをまとめ、今後に資することとした。ともすれば役所型におちいらないよう、史実にのっとった将来への指向書の初編としたつもりである。
これからも着実に推移するであろう市民球場であることに思いをいたし、本書を初編とし、次の適切な時期に続編としつづけられるならば幸いである。 関係各位の高賢に伏したい。
昭和53年12月
広島市総務局参事
市民球場管理事務所長事務取扱 佐伯武範
この資料は非常にボリュームがあるものだが、その中の一章
「広島市民球場の将来への指向」
提言
広島市総務局参事
市民球場管理事務所長事務取扱 佐伯武範
は実に内容が濃く、参考になる。
特に「第2 球場の将来計画の策定」の章における指摘は鋭い。
市民球場跡地利用の議論のなかで「カープの為の球場だし、新球場ができたのだから、役目を終えた」という意見があるが、これはあまりにもおかしな意見である。実際、広島市と国との間で「カープの為の球場であるなら土地代を払え」「いや、市民の為のレクリエーション施設であるから、都市公園施設であり、土地代は不適である」という激しいやりとりがあり、その折衷で落ち着く経緯がこの資料にかいてあり、この球場がカープのみならず市民の施設であるという事は確実に理解されなければならない。
この「市民の為のレクリエーション施設」という単語は何回も出てくるものである。
何がいいたいかと言うと、「カープの本拠地としての球場の検討」は行われて来たが、「市民球場のこれから」についてはまったく語られずに「跡地利用」に突入してしまっったのがこの問題の混乱の原因である、といいたい。
この提言の中の
(3)総合体育施設としての整備の可否
野球場にとどまらず、総合体育施設としての整備の可否について検討の要がある。
(4)施設の改造の可否
施設の技術的基礎調査に基づき、改造の可否について検討が必要である。
の部分が、先輩からの提言通り行われていれば、もっと跡地利用の方向性ははっきりしたし、コンペ(プロポーザル)も充実したものになったに違いは無い。
これまで市の内部の資料として「市民の為の球場の改良」という位置づけが強く述べられたものが無く、行政相手になかのらりくらりと逃げられて来たが、たとえば「2 対策」の部分
ここで書かれている「ア 市民の球場としての効率化のための対策」「イ 総合体育施設としての整備の可否」と言った「各項目の調査を実地する」プロジェクトチームの編成を、実際に広島市は設置したであろうか?新球場促進会議が対象としたのは「球場」という視点のみで、この提言書が掲げる「総合体育施設としての整備の可否」という壮大な視点は皆無であったのでは無いだろうか?
この資料、そして提言を読むと「球場への熱い想い」がびしびし伝わってくる。広島市役所において、これまでの歴史をアーカイブとしてまとめ、さらに将来への提言まで語られいたのに、どうしてこの襷を秋葉市長は受け継ぐことが出来なかったのだろうか?
別に、この提言があるからサッカー場へ改修しなければ「ならない」、ヤード跡地への移転が間違いだった、と言いたいのではない。資料内においても、「可否を検討」と書かれている。
問題は、その「可否を検討する場」が適切にあったかどうか? である。
間違いなく失敗に終わったと言える跡地利用のコンペは「なんでもOK!よーい、どん!」で「全員がバラバラな方向に走り出して、どこが目指すゴールが誰にもわからなくなった」 失敗コンペであった。
一番かけていた視点は、この提言が上げているような具体的な要素への検討と分析、そして枠の絞り込みであった。
もし秋葉市長がこの提言からのメッセージを受け取り、これまでの歴史と背景に、ヤード移転時の時代状況を咀嚼して、「様々な可能性の可否を検討する場」「枠組み」を整備できれば、どれだけ素晴らしい成果があがっただろうか?と思ってしまう。
また、市役所という職場は、このような素晴らしいメッセージを公文書として残せる場であるのに、どうしてその可能性、能力がはっきされなかったのだろうか?と残念でならない。
しかし、まだ襷は消えたわけでは無い。秋葉市長が気がつかなかった(無視した?)だけであり、こうしてまた見つけられたからには、僕らがつなげばいいだけの話である。
来年4月に生まれる新市長にはまず解体二期分の執行を止め、残されたスタンドを生かした、真に市民と市役所が協力して魅力ある活用策をつくりあげ、実現する、という夢のような可能性が残されている。
原爆で破壊されたが、その姿を残しメッセージを伝える原爆ドーム。
道をはさんだその反対のあの場所に、一部は解体されたが、残された部分を建築の可能性と、市民の知恵で活用した、魅力ある施設として再生することが出来れば、それは広島の街にとって、実に祝祭ともいえる空間が生まれるのではないだろうか。
※提言部分のスキャン画像
12月 15th, 2010 by Hiroshima KOP
全然実証とかじゃないし、ビッグスワンに実際に行ってないので、色々暴論になっていると思います。
お遊びです。
よく、「新潟だって、ビッグアーチみたいなスタジアムなのに、ちゃんと客が来てる」
「サンフレッチェに専用スタジアムなんて、ビッグアーチを満員にしてから言え!」なんて事を言われる事があると思いますが、根本的にビッグアーチと、ビッグスワン、なにが違うかと考えてみれば、そもそもの環境が違うんじゃないか…と。
ビッグアーチと西風新都臨時駐車場の関係と、新潟駅とビッグスワンの位置関係がほとんど一緒。
横川からズムスタに行く距離感。
もうひとつ、お遊び。
収容率は2010年度のもの。試合数等の条件もまばらですし、直線距離で実質な距離じゃないので、お遊びとしてます。
でもなにかしらの傾向は見える感じ。
結論。
スタジアムの「でかさ」を生かすにも、やっぱりアクセスと立地も重要、という当たり前の話。
※追加
アストラムライン実寸的な遊び。
迂回、どんだけ〜
11月 19th, 2010 by Hiroshima KOP
広島市の審議会のひとつに「広島市緑化推進審議会」という組織がある。この過去の議事録が凄かった。
第31回広島市緑化推進審議会 会議議事録
日時:平成22年3月25日(木)午後2時~4時
○会長
次は、17 ページの 23 番「旧広島市民球場の跡地」について。広島市の最初の基本計画では、球場などなかった。緑地として整備して中央公園を大きくするという計画だったのに、いつのまにか球場ができてしまった。 広島市として当初の計画通り緑地にしてほしい。緑地、公園だという認識を持ってほしい。
大きな意味での平和記念公園、中央公園のイメージとして、平和記念公園には戦う場所は不適切だ。野球は敵と味方に分かれて戦うから、野球場は戦う場所だ。広島城のやぐらをつくるのも反対した。 平和を意識するなら全てを意識すべきだ。カープが旧広島市民球場で勝ったのかもしれないけれど、新球場を造ったのだから、そっちで勝ってもらえばよい。それだけは意識しておいてほしい。
代表的な例を挙げると、福岡の平和台球場を潰して全て緑地にした。西鉄ライオンズ の大ファンがいて猛反対したが押し切った。 広島市も、ソフトバンクのように日本一になれるところができたのだから、そちらでやるべきだと言って押し切ってほしい。 平和都市のど真ん中にある緑地を確保するという考え方、これは大きな問題で、2020年度までには決着をつけるべきだ。 球場そのものが平和になじまないということを徹底的に宣伝してほしい。
それと、旧広大跡地の問題は、中途半端にしておくのはどうかと思う。
市民球場に関しては、球場というもの自体が、平和になじまないものだということを徹底的に宣伝してほしい。敵味方に分かれるわけだから、おかしいと思う。
これに関して他の発言は
○委員
球場跡地の公園の話だが、球場のあったその間もずっと公園は公園という扱いだったらしい。9ページの図で、平和記念公園、原爆ドーム周辺、中央公園と、三角と四角で 分けてあるが、本当はここに公園一帯として記されたら、平和大通り、公園と区切らず に全体が公園とすると、広島の都心にある公園という位置づけがすごく明確になる。そうすると、このモデル化してある川をまっすぐにして、曲げないとまっすぐにならない のは悩ましいが、三角と四角で切り貼りのようになっているよりは、公園がここに、エ リアとして一帯としてあるという見せ方のほうが、マスタープランとして分かりやすいと思う。
○会長
細かいことを言うと、平和記念公園に関しては、三角よりは東側に膨らみがある。それが実は原爆ドームから続く緑地への展開を意識させることができる。ここだけ曲げろとは言わないが、少し一体感を出してほしい。
広島市の緑地、都市計画に関することを調べた方はみんな知っている。別に野球場を造るという話は、始めはなかった。途中からできただけ。そのあたりのことの認識はす べきだ。中央にこれだけの緑地を残すことの方に重点がある。
市民参加の仕方はこういう切り口でよいのか。
で、答申が広島市に出されたらしい。
広島市緑化計画素案示す (中国新聞 10/11/19)
広島市緑化推進審議会は18日、中区の旧市民球場跡地の活用を盛り込んだ「市緑の基本計画素案」を秋葉忠利市長に答申した。2011年度から10年間で進める緑化施策の基本となる。市は12月をめどに計画案をまとめ、年度内に決定する。
都市中心部ほど高温になるヒートアイランド現象の対策強化を初めて明記した。1950年ごろから約50年間で市内の緑地面積が約2割減った一方で、都市化で人口排熱量が増えたことを踏まえた。
15の施策方針を定めた。その一つ「既存公園の再整備と有効活用」では、旧市民球場跡地を含む中央公園の活用を提案した。球場跡地に整備する緑地広場を中心に、中央公園芝生広場やファミリープール、平和記念公園と一体的に「くつろぎとにぎわい」の空間をつくる案を示した。
三つの数値目標も規定。市街化区域内の公園、山林、農地の割合(07年度18・3%)を維持▽広島を緑豊かな街だと思う市民の割合を08年度の64・7%から20年度は75・0%に▽公園緑地面積を09年度の948ヘクタールから20年度は千ヘクタールに―とした。
公開されるのがすごく怖い楽しみです。
会長って誰か調べたら広島大学国際協力研究科の中越信和教授が会長だそうな…
国際「協力」研究科だと…?
協力…?
別に野球が嫌いとか個人の主張だからいいんですが、それを一方的に「断言しきる」姿勢って、平和の対極じゃないかと…
小さい頃に田舎でそだった僕が見た自然は、昆虫から植物から「共生ともに、激しい競争を力強く生きる」生命として、その尊厳を感じました。
顕微鏡でみた細胞レベルでの生態もそう。
平和だから野球はおかしい、ってそれ、個人の意見として持つのは自由だが、それを愛する人が現に存在してる社会を前に「おかしい」と断言したり行政に「宣伝してほしい」とか公のポストから要請するとか、それ、環境の学識経験者としての見識でもなんでもなくて、ただ「イデオロギー」じゃん…
「そもそも球場なんて計画になかった」という視点で言うなら、その「そもそも」って何を根拠にいってるんでしょうか?
丹下健三の計画案ですか?
彼の計画案は「全面緑地」なんて計画でしたか?
もっといえば、そもそもあそこに緑地公園なんてなかった。
そこに原爆がによる破壊があった。
そこから、どのような公園が整備されるかは「計画至上主義」ではなくて、その時をの市民との対話で作られるものでしょう。
「ダムは計画されていたんだから、なにがなんでも、アセスメントの結果がなんであろうと作ります。そもそも計画にあったんですから。」
と言われたら、この会長、納得するんでしょか?
「最初の基本計画では、球場などなかった。」という発言がどれだけ傲慢なものか、自覚はあるのでしょか?
「敵味方に分かれる」「勝ってもらえばいい」というその視点の偏り。
あの場所で試合に負けた人間の存在を、想いを、思い出を自分が完全に黙殺してる事に自覚はないのでしょか?
負けた試合が全て「マイナス」という無自覚な差別意識がある事を自覚してるのでしょうか?
そもそもカープしか語っていない時点で、市民球場の何も理解していないんじゃないでしょか?
イデオロギーで審議会って語っていいのか?
まじで怖いっす。
まじで不愉快っす。
世の中、想像を絶する他者がいる、という事を認識しとかなきゃいけないって事ですね。
意見を異なる相手がいたとしても、そんな相手とも「対話」の姿勢があれが「協力」は可能だと思うんですが、「断言」されては、可能な「協力」も不可能になりそうで残念です,
11月 10th, 2010 by Hiroshima KOP
おおまかには…
■歳出
需用費 約1300万円
(水光熱費 約1100万円)
(修繕費 約 160万円)
委託費 約1600万円
人件費 約 900万円
公課費 約 700万円
———————————————————————————
合計 約4600万円
■歳入
球場及び施設使用料 約1600万円
旧市民球場基金からの繰入金 約3000万円
———————————————————————————
合計 約4600万円
この書類を見る限り、
「税金による維持費の発生は無かった」
そう読めるんですが、どうなんでしょうか?
会計に詳しい方、教えてください。
基金を取り崩す事は結局税金と一緒だ、とか耐震関連を無視してる、等細かい突っ込みはあるでしょが「莫大な維持費が発生し、そんな負担を税金からやるのは反対。だから取り壊しはしょうがない」とか言ってた人は、何を根拠に言っていたのでしょうか?
まだ個人ブログの場合、「思い込み」「根拠ないけどそんな気がした」で書いても、ぎりぎりしょうがないと思います(しょうがなくないけど)
しかし、市議や報道関係者がそんな事では許せません。
この決算が出てるのが「平成22年5月31日」です。
その約1ヶ月後の6月23日の中国新聞社説。
動きだす球場跡地 活用に向け議論深めよ
(中略)
跡地利用の議論を始めて5年近くになる。カープの思い出が詰まっているだ けに、今でも旧球場を解体することへの反対は根強い。しかし残すとなると耐 震対策も欠かせず、新たな財政負担の覚悟が要る。年間の維持費も約6千万円 に上る。 今後も反対意見に対し、丁寧な説明で理解を得る努力を市に求めたい。
この年間の維持費約6000万、とは何を根拠に書いたのでしょか?新聞記者は事実関係を確認せずに書くのでしょうか?予算、決算ともに6000万なんて数字は無い。どこかで耳にした事を、調べず、裏付けをとらず、書いちゃった。そんなものが社説に載るのが中国新聞クオリティ。
年間維持費が出たとして、それが全て新規税負担な場合と、使用料と基金からやりくりでき、税負担が無い、とでは判断基準が変わってくるのではないでしょうか?
「デフレの正体」という話題の本があります。マクロ経済をまったく理解していない馬鹿が書いてる、思い込みだけのトンでも本だ、等色々物議をかましてますが、ポケットマネーで日本の99%の市町村を歩き回った実績をもつ著者、藻谷浩介氏の「SY、GM、KY」は実に教示に富む言葉です。
SY:数字を読まない
GM:現場を見ない
KY:空気しか読まない
中国新聞の社説は「数字を読まず、現場を見ないで、(つくりあげた)空気だけ読ませる」とでも言えばよいでしょうか。長い間爆笑ギャグの様な跡地利用完成予想図を使っていた事といい、こんなんでよくやってるよなあ…とがっかりです。
一時盛んに煽られた「激増する少年犯罪」に、国会図書館に通いつめ調べ上げたデーターベースを元に「そんな事はない」と冷や水を(良い意味で)あびせた少年犯罪データベース の管理人、管賀江留郎の以下のコメント は、私が深く共感するところです。
管賀江留郎について、あるいは私は考えない。
(中略)
忘れるべきではない初心とははたしてなんぞやということでありますが、一言で云えば「考える前にやるべきことがあるだろ」 ということです。昨今は本でもブログでもみなさんじつにいろんな方面についてご自分の考えを壮んに述べておられますが、あなた方のその立派な考察にはきちんとした根拠があるのかと私は問いたい。
いや、きちんとした根拠はたぶんあるんでしょうけど、それならまずその根拠のほうを先に提示して、全員で共有できるようにしていただきたい。
たとえば一番基本的なデータである警察庁の『犯罪統計書』なども国会図書館や警察庁まで出向かなければすべて見ることはできず、ウェブ上にアップされてるのはわずか数年分だけで、それ以前の一部を取り出しただけの少年犯罪データベースの統計がいまだに頼りにされてるような事態で、それもその方面の専門家と称する学者先生でさえ素人の私がこちょこちょ造った統計をあてにしているような惨状で、まことに現状はゆゆしきことであります。
愚にもつかない感想文のたぐいを本やブログに書いてる閑があるのなら、まずこういう基本的なところを抑えておくべきではないのか。基本的データがない状態で、ものごとを正しく考えられるはずがありません。そんな感想文は、宇宙人の電波を脳内で受信してわけのわからないことを口走ってる人のたわごととまったく同じです。
「維持費が掛かるから反対」「莫大な維持管理費が出るから反対」と、なんの根拠も無いのに公言してる市民、そうした市民を生み出す土壌(正確な情報提供をしない報道機関、中国新聞)には、まさに「口を開く前に、知るべき事を知ってから意見をしろ」と言いたいと強く思います。
内野スタンドから解体する実に非合理な広島市案。
<追記>
会計諸表の読み方に誤りがあった場合、遠慮なくご指摘ください。
誤った認識に基づいて情報を流したくありませんので、宜しくお願いします。
10月 7th, 2010 by Hiroshima KOP
個人的な事情で更新がほぼ無理な状況です。
色々なネタがある中、残念です。
さて、愛媛FCサポート連絡会 (以下敬称略)さんが千葉国体の開会式のレポートをされています。
なぜ国体の開会式のレポートなのか?
それは愛媛FCの為の専スタ、という「だけ」の視点ではなく、「愛媛のスポーツ全体」という視点からの「無駄のない、有効なスポーツ施設への再配分」を求める姿勢を愛媛FCサポート連絡会が持っているからだと思います。
「パブリック」「公共」を「行政にまるなげ」するのではなく、積極的に「こうした方がいいのでは?」と提言をこつこつ上げていく。「だから行政は馬鹿なんだ」と糾弾するのではなく、ともに作り上げる姿勢が大事だと必要だと痛感している身としては愛媛FCサポート連絡会の継続性は本当に参考になります。
できればスポーツ行政担当の行政官や市議と、理論武装と感情のぶつかり合いを交えた「提言と議論」「理論と感情のぶつけ合い」をこつこつと継続する。
そして、あるタイミングで「大きな波を起こせる人」、これはつまり名古屋の河村市長や、2002年W杯時の動きの様な人、空気の事をさしてますが、を利用して一気に事態を進める。
この両輪を考えていく事が、「無駄のない」専用スタジアム実現への道ではないか、と思います。
愛媛FCサポート連絡会:http://efck.net/
2010千葉国体開会式および改修された陸上競技場の観察
7月 28th, 2010 by Hiroshima KOP
連戦アウェーでの引き分け、勝ち点1、よくやった!
広島市HP「白島新駅の設計者を募集します 」
(以上画像広島市HPより引用)
「なんで最初からJRと接続してなかったのかの奇跡」とか野暮な事は言わずに、この改良工事が実現した事を喜びたいと思います。
ビッグアーチへの接続を考えると、時間的な短縮以上に「大町→可部線乗り換え」だと山陽本線への接続に「ふた手間」と感じるものがより「白島→山陽本線」で「ひと手間」と「体感時間」の短縮効果があるのでは無いか、と期待します。
しかし、この手の改良で考えるのは広島では「スタジアムと観客」の関係が、きわめて「家対スタジアム」の枠内で突き詰められてしまうのだな、と。これをB to BとかB to Cにならって「H(Home) to S(Stadium)」と定義しましょう(一度この手の言葉を使ってみたかっただけ)
これから専用スタジアムを求める場合に、まずモチベーションとして「とにかく理屈抜きで専用スタジアムで見たいんだ!」という(怨念にも近い)情念が先立ちます。
これは否定できない(笑)
理屈抜きの部分が無い、なんて嘘になります。
しかし、その「情念を持つ人間だけ」では「資金的に(十分な規模の)専用スタジアム建設は無理」なわけです。
だから「社会に理解を求め、公共財として実現する」必要がある。
その為の方法を「理屈」で構築し、最初の「情念」と「両翼」で行く必要があるのではないか、それしか無いのではないか?と考えています。
まあ、再びバブル経済が再来するとか、ものすごく理解のある首長のリーダーシップで実現しちゃう、という状況も「可能性」はありますが、「蓋然性」は低いんちゃうかなー、と卑屈に考えしまう自分は、両輪でしばらくは行ってみたいです。
さて、上で述べた「H to S」の枠組み内での改善改良の問題点は、それが「サッカーファン」の社会内で完結してしまうのでは無いか?と。
そうでは無く、「市民」が「街」に繰り出し、消費等で街に活力を与える、という「H(home) to C (city)」の関係内で専用スタジアムの有効性を訴えると、その対象が「社会」になり、より専用スタジアムを公共財と捉える事の合意が得やすいのでは無いかな、と思います。
そこで大事なのが、「専用スタジアムを建てるとこれだけの効果がある」という「絶対基準」でなく、「同じ(公共)投資を行うのに、郊外の交通インフラを整備するのと、市街に専用スタジアムを建てるのとでは、投資効果がこれだけ違う」という相対比較での判断基準 を提示し、説得する必要があるのでは無いか?有効なのでは無いか?と思います。
絶対基準で提示すると「あ、でも自分、サッカー嫌いなんで」で終了します。
もちろん専スタを望む人間のモチベーションとして、「とにかく専スタほしい!!」と思う気持ちはまったく大事ですし、当然なものです。
それに「加えて」相対比較の中で専スタの魅力を提示し、納得させて行く事も「有効な道具」として使いこなせるようになりたい、と思う今日この頃です。
7月 23rd, 2010 by Hiroshima KOP
まあ、広域公園の立地やら、実現しなかった基町の総合公園計画とかありますが、なにをさておき、これが実現してればなあ、と思うのがこれ↓
かの有名な広島市営地下鉄の構想図です。
横川から紙屋町、平和大通り、稲荷町、広島駅の「鯉城線」と西広島、紙屋町、稲荷町、向洋と抜ける「東西線」
京都市や仙台市の様に莫大な負担を生じる事もありますが、都市交通インフラが貧弱な広島には、アジア大会ではなく、この2路線を整備してJR乗り入れが実現していれば、都市としてのボリュームはまた違った事になっていたのでは無いのか…なんて思います。
広島電鉄の魅力もわかりますが、その特性は広域輸送では無いのは間違いないでしょう。個人的には大学病院と広島駅を結ぶライン等、地域を面で結ぶ役割を果たしてもらい、東西南北は地下鉄でJRとリンクしてもらいたかったですね。
JRが旧市内までダイレクトに乗り入れていれば、広島の真の意味での都市圏は東広島〜岩国、可部〜呉のクロスで囲まれた範囲になったのかな〜と妄想したり…
で、広島城の横にある駅を出れば、サンフレッチェも楽しめる専用スタジアム…むむむ…
すべては〜
もう〜
なくなった話〜
できたのは〜
西風新都とビッグアーチ!!!
ちぇ。
6月 23rd, 2010 by Hiroshima KOP
市民球場の解体が決定しました。
まずはAFHに始まった、この一連の流れにおいて、当サイトにて告知したイベントに署名など様々な活動で協力をいただいた方々に、こころより感謝を申し上げたいと思います。
1 これまで
AFHが立ち上がった時から「うお!ついに具体的に動き出した人達が出てきた!!」と感動し、私も可能な限りで協力させて頂きました。
広島に常にいられた訳ではないので、中途半端な協力の仕方ではありました。それだけに、これまで広島でこつこつと動かれた方々には敬意を払いたいと思います。
また、ここ数ヶ月は市議(特に解体賛成諸会派)への説明を行う機会を頂いたりして、多くの事を学びました。この様な機会を与えていただいた事も感謝したいと思います。
2 これから
議会での可決をうけ、執行権が市長以下広島市に移り解体へと着実に話は進んでいくと思います。これに対し、法的手段を考えている人がいたり、新しい企画を考える人がいたりとすると思います。
各組織の中で話し合いがもたれ、組織ごとの方針が決まっていくと思います。
私個人としてはまた、しばらくあちこち点々とする予定になっていますので、地道に広域公園の実態を調べたりして、議論の元となるデータを集めまとめる事に集中したいと思います。球場改修に限らず、専用スタジアムには「じゃあビッグアーチはどうするの?」という質問がついてまわります。ここの分析をもっとしっかりしたいと思います。
あとはこれからの跡地利用がどうなるのかも見ていきたいです。
3 得たもの
ここに至るまでの2年、様々な経験と反省をえました。まずはこれをしっかりと「知識のストック」として共有できる様にしたいです。
「誰の為に?」
それは、これから先、再びサッカー専用スタジアムを求める動きがあった時の「広島の人間」の為でもありますし、また「他府県の専用スタジアムを求める人間」の為にも共有できたらいいな、と思っています。
「あーあの時こうしておけば…」「今思えばあれをあの時にこうしておけば…」その繰り返しでした。それを一から始めるのと、ある程度聞いている、では全然違うというのを、これでもか、と思い知らされた瞬間の連続でした。
4 「サッカー場はハコもの」
やはりこれが強敵でした。球場の改修が魅力的だったのが、3万近い既存のスタンドがあった事で、初期投資がかなり抑えられるという魅力があった事です。これからいかなる形であれ、専用スタジアムの話が出た時には「建設費」「維持費」の両者が我々に襲いかかってきます。
改修であれば20億程度に抑えられる。これであれば建設費と維持費の両方をなんとかサッカーで負担できるのではないか?この蓋然性を感じられる部分が魅力であり、「うり」だったのですが、うまく伝えられなかったとのか、と反省しています。
次にあるとすれば、第一球技場であれば「改修」、その他の地域であれば「新設」となりますが、その時に「建設費」「維持費」にどのような理屈を用意できるのか…やらねばならねども「100億」という数字には、やはりクラクラするものを感じます。
5 「そもそもサッカーが嫌い」
これはソースも裏もない、私個人の感覚の話です。私の中の疑念ですが、一般庶民には知り得ない、広島のセレブ界の中の「市長&市議の一部」対「市議の一部&経済界の一部」的な派閥争いの余波が、今回の跡地利用のすったもんだの根底にある気がしました。気がつかないうちに、「あんたは結局どっちの人間なの?」的な見方をされることも何度か。ま、別にこれは陰謀とかでもなんでもなく、人間関係の話であるわけですから、当然だと思います。
しかし、市議は「先にそっちの話」が先に知識としてあった(ように見える)わけで、どれだけ市民からの声があっても「どこの派閥が仕掛けた話なのか?」的な色眼鏡で見られる、という残念な状況になっていた気がなんとなくします。
それだけに、ここ数ヶ月の市民の動きに「なにが起きてるんだ?」「うわ…やっちまったかも…」的な表情をしている議員が多かったように思えます。
じゃあ、なにもかも「おまかせ」で「どこでもいいから専用スタジアムをお願いします!」という態度になるのがいいかと言えば、それもまずい。一部の場で決まった話は、とんでも無い場所に、とんでもない理屈で、とんでもないスタジアムができてしまうのは、もう広島の人間は経験済みです。
やはり、サッカー専用スタジアムを望む人間、特に大きな会社や特定政党とは比較的距離のある一般市民ののスタジアム好きが、こつこつとデータをあつめ実効性のある提言をまとめて、議会全会派や行政にコンスタントにアピールしている、そんな下地があると強いのではないか、と思いました。
そもそも議会は、政務調査費をもらってるくせに、あまりにも杜撰な認識、そして勉強不足の議員が多い。説明に上がる人間が市役所の人間だけで、それを修正する人間がいないわけです。そんな議会に一任しているわけですから、積極的に議会にロビーイングをして、「強制的にでも知ってもらう」事をしないといけないのを痛感しました。
継続して、責任感のある意見を、こつこつと積み重ねる。
巨大なムーブメント的追い風は確かに必要ですが、それはそれを担える人にまかせ、わたしはこつこつコースの方向でいきたいと思います。
6 それでも希望をもっていこう!
私個人の話ですが、このサイトを開いてから、考えられなかった異業種の人に出会い、また多くの尊敬できる大人と出会えました。また、「うへぇ」と思えるような話もいっぱい見たり聞いたりしました。それを「色々あったねー」と思い出で終わらせずに、次につないで行きたいと思います。
ネットというものの可能性を感じながら、やはり最後は「人と人とのつながり」なんだと、お決まりの台詞ではありますが、痛感しています。
「だから、直接顔を合わせないと意味が無い」
そんな事を言っているのではありません。
「我々の想像力が、ネットに追いついていない」
と逆に主張してみたいです。
ネットでの同じ思いを共有できる人との盛り上がり。これを最後にどうやって「現実(例えば議会、行政)」にコネクトさせるか。
そこのイマジネーションが課題であると思います。
思うに政治家とはインターネットも電話も無い時代に「コミュニケーションのコストを下げる」為に作り出されたものだと思います。
直接民主制で物事を決めていては、とても現実的ではなかったからです。
それが現在、技術が向上し、興味をもった人間が一気に無関心層から感心層に切り替われる時代において、「旧システム(代議制)と実際の民意」に「ギャップ」が生まれて、最後までそれを修正できなかったのが、問題の構造ではないでしょうか?
今回なんども「なんで今更?」というアホな質問を市議や新聞記者から受けました。
アホ極まりない質問ですが、それが旧態然とした政治村から見た「市民世論」だったのでしょう。
実際は何年も市民個々人は興味を持っていたわけですが…
それと同時に、それでも無関心な市民の方が多いのも事実です。それはこの問題の当事者とも言える本通りも、最後まで中振連の幹部を問いつめる事無く、この日を迎えている現状からわかります。
これは、「動かない彼らが悪い」と言っているのではありません。
それは、「広島市の案を指示する」という人間は5人であれ、はっきり行動している分、広島市からは「見える有権者」と移る訳ですが、「その以外」の層は「市の案には反対だが、サッカー場にも反対」「別に支持する案は無いが、市の案には反対」等々多種多様であり、細分化すれば「不満は市には来ていない」と見なせる構造にあるとも思います。
「本来、それは市の役目でしょ」
と自分も思いますが、行政が動かなかった場合に、市民側から「おいこら、聞けや」と場を作らせる行動がないと、みごとに逃げ来れる、という事だと思います。
さあ
これから専用スタジアムを望む人間に、どのような行動が求められているのか。
「いつか専用スタジアムを、どなた様が作ってくれるだろう」
そんな受け身の意識で一生が終わらないように、有効なパンチはどう打つべきなのか
考えだすと、今日も眠れそうにありません。
6月 17th, 2010 by Hiroshima KOP
6月 9th, 2010 by Hiroshima KOP
これも以前書いたものの、お蔵入りにしていたのものですが、賑わいづくり研究会 の報告書があまりにも上から目線なうえに、自己満足に酔っていて、ぶっちゃけ気持ち悪い上に、大した事言ってないのが腹立ってしょうがない(とくに「はじめに」の文章)ので公開する事にしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
広島市の計画に根本的にかけてる構想力。
勝手に妄想を提案させて頂きます。
中央公園「だけ」で解決は無理。
旧市民球場の敷地「だけ」で解決は無理。
広島にある資源をトータルで分析し、ワンパッケージで考えなければ無意味どころか、有害です。
広島市がすべきは県と共同で今ある広島の問題をリストアップし、問題点を精査し、包括的に、そして長期的なロードマップの上に個々のプロジェクトを載せていく作業をする「思考力」でしょう。
広島を都心に緑あふれ、そして各公園の特性を生かした魅力ある公園都市となるべく、この構想を「ParkPolitan Project」略して「PPP」として提唱しまっする。
ま、そんな大した内容じゃございません。
超がつくほどのオーソドックスな思考です。
5月 15th, 2010 by Hiroshima KOP
J2にて再生にむけ奮闘している大分。
この大分に、Jリーグの中野幸夫専務理事がアドバイスを行ったそうです。
以下、asahi.comの記事 から引用です。
中野専務理事は「約3万5千人収容のスタジアムに平均約1万1千人では、地域が支えているようには見えない」と述べた。
まあ、確かに一理はある。
しかし、J2で平均1万超している事実の方が評価できるのでは…
つづいてこんな事も
2008年までJ1アルビレックス新潟の社長を務めた中野専務理事は、無料招待券を大量配布するなどして観客数を平均4万人近くまで飛躍的に伸ばした経験を、同社の青野浩志社長や集客担当者に助言したという。「大分は2万人を目標にしているようだが、3万人を目指して欲しい」と語った。
何無茶いってんだよ、と。
新潟の成功例って、前から「参考にならない事例」だと思ってるんですが、どうでしょう?
確かに新潟はJ2時代から招待券戦略で観客数をのばしましたよ?
でも、これって、どの街にも当てはまる戦略なんでしょうか?
Jリーグや、Jリーグを取り囲む経営系(スポーツビジネス関連のメディア)の危うさ(むしろ怪しさ)って、こういう「まれな例」ばかりにスポットを当てる所にあると思います。
マンチェスターユナイテッドやレアルやボストンレッドソックのような「世界でも糞がつくほど稀」な事例を、おしゃれなデザインでまとめて「スポーツビジネス専門書」なんてまとめて売れてしまうお粗末な現状が日本にはないでしょうか?
大分ビッグアイはワールドカップも開催しました。
屋根も着いています。
高速道路も近い。
大型の駐車場も整備されています。
ところが、郊外に公共交通機関が直結してるとは言えない場所に、専用スタジアムでないという条件が、今の大分には厳しく跳ね返ってきています。
こうした郊外型巨大スタジアムはチームの成績にあまりにも観客数が依存してしまう現実があります。
クラブが歴史をつめば、強いだけの時期でなく、弱い時期も必ずあります。
その時に、「郊外型」「自動車中心」「非専用」「巨大スタジアム」(満貫です)はクラブにとって、特にまだまだ創世記のJクラブにはハンディとなってしまいます。
それでも1万人「も」観客が来てくれている。
トリニータを応援したい、という大分の人々の気持ちがあるから。
なのに「まだ足りない」とか言う人間がいる。
しかも「アドバイス」でそんなホームラン級に参考にならない事を言う。
無茶な経営の結果、悲しい思いをしてJ2に落ちてもなおスタジアムに駆けつける1万人を、このような言い方はないんじゃないでしょうか?
「いやいや、感情論ではない、戦略的、客観的な意見だよ」
そんな戦略ならやめた方がいい。
断言できます。
記事引用なので、専務理事はもっと違う事を言いたかったのかもしれません。
しかし、なんか納得いかないので書きました。
以前「専用スタジアムならどこでもいい」と僕にいった、元プロ選手がおられましたが、その時に「そうか、サッカーでプロだったからと言って、経営のプロではないんだ」とはっとした記憶があります。
僕も経営のプロではない。
しかし、Jリーグを見に行く「素人」「観客」の現状は毎試合体感しています。
関係者席や関係者用の駐車場に、試合前直前にすーっと行ける人間ではないだけに。
Jリーグの危機は、大口のスポンサーがつかなくなる事や、ワールドカップで勝てない事よりも、「どこでもいいからスタジアム」という発想が遠因となる、「なんかスタジアム行くのしんどいよね」という「何気ない」「足が遠のく」ことです。
Jリーグは、サッカー協会はワールドカップ招致を考える以前に、もっと見つめるべき、やるべき事があるのではないでしょうか?
4月 27th, 2010 by Hiroshima KOP
愛媛では2017年に国体が開催されます。
これに伴い、愛媛FCのホームスタジアムであるニンジニアスタジアムと県総合運動公園に改修が予定されています。
ただし。
問題なのがその改修の額。
県の試算では100億という事になっています。
(10/05/05追記:運動公園全体での額です)
その内訳はトラック2レーン増設、芝生席を個席にし、大型電光掲示盤を整備といった内容となっています。
改修の目的には「将来のJ1開催も可能となる」という事も書かれるわけですが、これに対して愛媛FCのサポーター有志で運営されている「愛媛FCサポート連絡会 」がしっかりと問題を咀嚼し、「サッカーだけ」の視点ではなく「愛媛全体のため」「スポーツ界全体のため」という公的な視点から問題提起と、行動をされています。
(財)日本体育協会が定める基準において「式典会場は、観覧席が仮設スタンドを含み、約3 万人を収容できる施設」とあり、従来巨大な陸上競技場が日本中に整備されてきたわけですが、このようなスタジアムの大会後の惨状や経済面を考慮し、2004年埼玉国体は1万5000人の会場に仮設で対応。そして千葉国体では千葉ロッテがホームとしてる千葉マリンスタジアムを式典会場と使用し、陸上競技の会場である千葉県総合スポーツセンター陸上競技場(築40年)は約15億円のコンパクトな額での耐震改修、内外装改修工事で対応するというセンスある対応をしています。
これらの事例を踏まえ、愛媛FCサポート連絡会は県のパブリックコメント制度へ意見を提出されました。
スポーツを愛する、考える人間としての誠意のこもった素晴らしい内容のものとなっていますので、ぜひご覧ください。
HTML版 http://efck.net/news/104/104/
PDF版 http://efck.net/wp-content/8db4067a6624e75faf3f9e183647f54f.pdf
スタジアム問題に関する考察も実に参考になります。
http://efck.net/stadium/
周辺人口と平均動員の考察など、実に勉強になりました。
このパブリックコメントへの愛媛県の回答は
県といたしましては、現在の陸上競技場を「国体のメイン会場」として、更には「Jリーグ(J1)基準に沿った愛媛FCのホームスタジアム」として、今後、基本設計に沿い本格的な整備改修に取り組んでいくこととしております。
という動き出したらもうとまれないんスよ、さーせん、いわゆるゼロ回答つまり前例を愛する、事なかれでいきたい人間の、熱意のまったく感じられない内容となっていますので、気が向いたらご覧ください。
http://www.pref.ehime.jp/comment/22-2-12gyouseisys/kanngae_text.html
しかし、千葉国体で出来ていることが、愛媛で出来ない理由に
「選手団が入場行進後に横一列で並べない」
なんてスパイスの効いたものを載せてくる行政の根性もすごいと思います。
(10/05/05追記:千葉国体と愛媛国体の検討の時系列について、ページ末尾に事実に関する説明がありますので参照ください)
陸上競技者にとっても、巨大なスタジアムが出来るよりは、以下のような「本当に陸上競技者の為のトラック」こそ整備されるべきだと考えます。
国立スポーツ科学センター ナショナルトレーニングセンター「陸上トレーニング場」
http://www.ntc.naash.go.jp/shisetsu/detail/trackfield_index.html
やはり、こうしたイベントにスポーツは「利用される」現状があります。利用されてもいいのですが、こちらも「だったらこっちも利用し返してやる!」としっかり意見を出すことが必要ですし、それは「よりよい社会」に必ずつながります。
個人ブログの範囲ですが、今の時代「サッカーだけスタジアムができればいい」という考えでは、社会に認めてもらえないと確信していますし、サッカー界にもいい事にはならないと思います。
選挙における候補者へのアンケートなど、愛媛FCサポート連絡会の取り組みは広島のサポーターにも参考になることが多いので勉強になります。なにせ政治のプロ、選挙のプロと無縁の「いちサポーター」がやることですから、失敗やうまく行かない事があるでしょうが、それをまた材料に前進していけたらいいな、と思います。
それが「サッカーを愛する世界の層の厚さ」につながると思います。
広島からでも意見等、サポートができればと思います。
追記(01/05/05)
私が誤解していた部分が数カ所ありましたので、ここに愛媛FCサポート連絡会HPからの引用をもって訂正いたします。
いや…
こういう所でいらない反感を買ったり、関係者の誤解を生むかもしれないので注意しないといけないですね。愛媛県の職員の方、すいませんでした。
2点だけ、関係者の方々からご指摘を受けそうな点をコメントさせていただきます。
1.国体に向けた施設改修費用が約100億円と報道されていますが、これは総合運動公園全体の施設分のようです。体育館に空調がないなど築30年を経て老朽化が進んでいることもあり、施設維持のための相応な改修はやむを得ないと思われます。陸上競技場だけの金額は公表されていないようですが、想定される工事規模やケーズデンキスタジアム改修の事例などから50億程度ではないかと推測しています。ほんとに100億使われるのであればなにがなんでもフクアリクラスを!と叫びたいところではありますが...
2.千葉マリンで開会式を行うことになったのは愛媛県による坊っちゃんスタジアム利用検討の前だったと思われます。野球場での開会式開催は国体の長い歴史でも先例が全くなかったことでもあり、愛媛県が検討したこと自体、またその詳細を公表していることは評価されるべきことかもしれません。千葉マリンで実例ができる今、再考されないとすれば非常に問題であると思いますが。坊っちゃんスタジアムが愛媛県でなく松山市の管轄であることも一つハードルかもしれませんが、現在、国体でもっとも人気があり、観客を集める競技は公開競技である野球のようですので、そのためにもカラービジョンを装着するなど国体予算で坊っちゃんスタジアムをさらにグレードアップすることには十分に意味があるものと考えております。
http://efck.net/news/169/yell_from_hiroshima2/
4月 24th, 2010 by Hiroshima KOP
「なんか最近、KOPって旧球場ネタばっかじゃね?」
なぜなら、そこに「ネタ」があるから。
いや、まじで自分なんて、真面目なおとこじゃなくて、悪ふざけが過ぎるタイプ、やっちゃいけないタイミングで寒い事をする、そんなタイプ。この旧市民球場関連もあまりに「ネタ」が多いので更新が進んでるだけの不真面目な男なんです。
タイトルはあえて広島の四季好きの方とかに見つかる様にしてみました。いや、でも四季好きの人こそ考えるべき事だと思うんですけどね。このままじゃ厚生年金ホールとアステールと、郵便貯金ホールと、多量のホール抱えて、それ「劇団好きな人間が欲しいゆうたからじゃろーが」とか言われかねない状況じゃないですか?
毎日新聞の記事に「3,000平方メートル」ってのが感覚的につかめなかったので、以前参考にした仙台商工会議所のまじで参考になる報告書 (ミュージカルなどを行う劇場整備委員会作成)を見てみたんです。
そこにあったのが「39m×76.45m」の劇場。
これが2,960平方メートル。
なるほど。
という事はこの規模の球場が、一塁側スタンドを「ぶち壊して」建つ「可能性がある」、と。おそらく今みたいにバスセンターギリギリとかはやらずに少しバックして西寄りにくるだろう…
そら外野ライト残せんわ…
つーか、でかくね?
なにと比較して、でかいと感じるんだこれ…
そうだ!中国新聞の図だ!
ちがうくね?なんかすんげーちがうくんね?
なに?え?「イメージ図なんで」「まだ構想段階なんで」
え?じゃあ、取り壊しとか、億円規模の予算つけたりとか、まともな会社じゃやらなくない?そんなで予算ついたら、逆に怖くね?
いや、この図でさ、結構「みんなが楽しめる緑地広場」とか納得してる人、いるでしょ。こんな個人のブログでも「間違ったイメージ与えたらどうしよ…」とかびくびくしながら丁寧に現実とのズレがないようにやってんですよ。そこらへん、どうなの広島市とか、中国新聞。というか中国新聞よー!!!!!
なに、これ概念図?
むしろトポロジー?
位相機学的な感じで読者に計画を伝えたい、みたいな?
ポアンカレ予想解こうとかじゃないんだから、まじで勘弁してくださいよ、まじめに仕事してくださいよ、とか思うんですけどね…
なんか最初から中国新聞の図、おかしいと思ってたんだよな〜
これじゃ阿佐ヶ谷とかの劇団向けの劇場じゃん、とか思ってたし、逆に「大きなハコモノじゃないから、支持できるな」とか思った人もいるんじゃないすか?
しっかりした計画図(もちろん中国新聞のふざけたトポロジー的な図ではない)がまず初期段階に広島市から市民に提示されて、市民と市制などでいいですよ、その発表を維持費等の数字付きで発表されて、それを市民がみんな参考できる状態になって、それでも「広島市民は、この計画で合意します」ならいいんです。納得できます。でも実際やってるのが↓こんな状況
納得できるか(笑)
いやいや、まてまて。
そもそもこれは自分が勝手に「想像」して怒ってるだけの事。広島市からは正式な設計図や計画図は発表されていない。
ま、さ、か、仙台のこの報告書みたいな規模の劇場が出てきたりはしないはず。
そもそも、中国新聞の図もイメージだしね。
ここまでキレるのはKOPが悪い。
勝手に盛り上がりすぎ。
と、しても…
面積だけの問題じゃないでしょー。仙台の報告書、これ、「いかにコストを抑え経済的にペイできる様にするか」って報告書ですけど、このなかでの試算の条件が
「3〜4ヶ月のロングラン公演と1週間から1ヶ月公演を残りの毎月開催」「空き日にもコンサート等誘致」で、年間250日稼働、席単価500円に行政からの補助金6,000万と企業協賛金5,000万を毎年見込んで数千万の「赤字」。当初基金を12億程度用意したり、そもそも建設費が21億円かかったり…
いや、いいですよ、文化事業に行政が補助金出すのも、赤字だからこそ行政がやる、というのも。
でもさ…
でもさ…
これで四季誘致失敗したらどうすの?
阿佐ヶ谷的な劇場になったら、すかすかの空間に小さいハコつくるんですか?それ見越してスタンド解体しちゃう、と。
本気で劇場誘致するなら、壊す前に計画建てて、市民に提示して、合意を得てから市民のバックアップ受けて四季誘致すりゃいいじゃないですか。それから解体すればいいじゃないですか。それまで市民球場で野球すればいいじゃないですか。
広島より明らかに人口規模のでかい、広域集客能力のある福岡で四季は6年で3億6000万の赤字出して撤退です。
無理して常設したら、他のホールの経営はどうなるんですか?指定管理で任せてるから指定管理業者の責任、とか言うつもりなんですか?
なにもかも順序が逆で、でたらめな見通しで…
泣けるわ(笑)
本来こういうの、いわゆる左派とかリベラルとか言われる政治家が突っ込むべき問題なんじゃないんですか?
市長の支持者も、よく見てくださいよ、これ(笑)
一番だめな公共事業の形じゃないですか(涙笑)
ま…
ま、ええねんけどね…
きれい「げ」な公園ができて、よさ「げ」なりっぱ「げ」な劇場ができてねー
できなくても、みんなが楽しめる広場ができて
みんなで笑顔になるんでちゅよねー
なんか投げやりになって書いてますが、ネタの宝庫過ぎです。
あと、こんなしつこく書くのも、これで広島市が税金使ったら、タイミング的に中央公園に専用スタジアム可能になっても、「あんなでかい劇場つくったり火の車なのに、サッカー場なんかつくれるか!」って帰ってくる、そんな気がするからです。
広島市民なら、サッカー場だけじゃなくて、他のインフラも関わってくるのは当然なわけです。「あっちはあっち」「こっちはこっち」で生きられるわけじゃない。
劇場欲しい人も、厳しく突っ込むべきでしょ。
俺は本当はロッペンについてもっと書きたいんだ!
ロッペンが好きなんだ!
ルーニーについても書きゃ無きゃいけないんだ!
こんな記事かいてる場合じゃないんだ!
だっから、もっと真面目に仕事してくれ、中国新聞!
伝えるべき事つたえて、調べるべき事調べてくれええええ!!!
「ワケワカンネー」
4月 23rd, 2010 by Hiroshima KOP
西日本新聞HPより
劇団四季は23日、福岡市で会見を開き、福岡シティ劇場(同市博多区)を専用劇場とすることを断念すると発表した。福岡公演は続ける意向だが、地方公演の一つとなり、上演日数は年数カ月程度に減る見通し。同劇場オープンの1996年以来、年間を通じて公演を続けたが、専用劇場を手放すことで福岡から事実上撤退することになる。
6、7月に予定していた「春のめざめ」、8月の子ども招待公演「ファミリーミュージカル」も中止する。29日から5月8日まである「エビータ」が、今年最後の公演となる。
四季は今年2月、9月以降の公演計画を「白紙」とした上で、再開については4月から行う4公演の入場率で判断するとしていた。劇場の専用使用契約の継続も検討していた。しかし第1弾の公演「クレイジー・フォー・ユー」(1―18日)の入場率が、当初予想の70%を下回る57・8%で終了。「エビータ」の前売り状況も思わしくなく、「赤字額が当初予定していた許容範囲を超えた」(佐々木典夫・劇団四季副会長)として、今後は同劇場を所有する福岡地所と専用使用契約を結ばず、2公演も中止することにした。
今後の福岡公演については「公演ごとにシティ劇場と契約し、年間で3―4カ月程度行いたい」(同)としている。これに伴い福岡地所は、同劇場をミュージカルのほかコンサートや伝統芸能など、多彩な舞台芸術を上演できる劇場へ転換する。近くリニューアル工事を始める。再開時期は未定。
四季は今年1月、福岡公演の入場者数減に歯止めがかからず、この6年間で約3億6千万円の赤字が出たため、2月以降の公演休止を発表した。その直後、公演の続行を求めるファンからのメールが相次いだため、休止計画を見直していた。
=2010/04/23 西日本新聞=
で、このニュースがなんで大事かというと、今度は毎日新聞のこの記事
毎日新聞 4月23日地方版 より
旧広島市民球場:劇場大型化で「中堅後方」保存案に変更--市、一塁側から /広島
旧広島市民球場の跡地利用問題で、広島市が計画している球場右翼席の保存位置を、当初予定していた一塁側から、バックスクリーン横に変更していたことが22日、同市への取材で分かった。隣接地に配置を計画している劇場が、当初の想定より規模が大きくなる可能性が高まり、右翼席の保存部分をずらすことにしたという。
市が09年1月に発表した計画では、球場の保存を求める市民らの要望を受けて右翼席一塁側を残す案だった。隣接地には2000平方メートル規模の劇場・文化施設を置くことになっていた。
地元経済界などは市に対し、「劇団四季」の公演を誘致するよう要望。市が検討した結果、同劇団の公演には3000平方メートル規模が必要と判断し、右翼席保存位置を西側にずらした。変更後の案に従って昨年末、耐震診断の入札公告をした。杉山朗・旧球場跡地担当課長は「現在は想定段階なので保存する位置は確定していない。最低これだけの規模が必要という想定を反映し、球場跡地のイメージ図を5月末をめどに作る」と説明している。
保存位置の変更に対し、市民団体「広島市民球場跡地利用市民研究会」(古池周文代表)は22日、市に対して「球場をどう残すかは民意をくんで検討してほしい」と要望した。同研究会は、「市民の判断材料のため」として、左翼席を除く球場全体の耐震診断と、球場の保存活用を考える研究会の設置を求めたが、市側は「応じられない」とした。
残念な事実ですが、福岡は広島をあらゆる面でぶっちぎってます。長崎への道中の乗り継ぎで歩きますが、シャレォと天神地下街は松木とロッペンぐらいの差があるし、交通機関の集中度、九州全域からの集客能力は禿げる前のロッペンと、禿げた後のロッペンぐらい広島をぶっちぎってる。
その福岡で、四季の常設劇場が「無理っす」って事になってる。
いや、僕は大の玉三郎ファンで歌舞伎大好きで、幕見に通う人間なんで専用劇場の魅力とかわかります。コルテオ見に行って、シルクドソレイユの魅力もわかります。
四季劇場も、オリンピックも実現させたい。
でもでもでもでも
考えてやらなきゃ!
整理してから考えなきゃ!
四季が常設できなかったら、博多みたいに立派な劇場あっても3、4ヶ月開催になるわけでしょ?
それも「がんばって」。そしたら、四季が4ヶ月で、サッカーが20試合あって、と「足し算」できた方が良くないですか?
カバーリングですよ、カバーリング!
後になって、「やっぱサッカーも」とか言ったって、旧球場のスタンドなかったら、新設で80億とか用意できるんですか?て、今の設計だと、広場ぶっつぶしてサッカー専用スタジアムとかになって、もっと市民運動で「無駄なサッカー場はいらない!」とかなりませんか?
中央公園に新設、とか現実的にあり得るんですか?
それって、何年後の話になるんですか?
みたいなねー
思っちゃうんですよねー
みんな共倒れになる前に、共存できる方法をまじで考えましょうよ…
今。
「緑地公園ならみんなが使えるんですから!」とか言って解体賛成してる人(議員)、あとになってそこがとんでもない赤字施設になってたら(まあ、かなりの確率でなるんだけど)カメラ片手に「この惨状、どうしてくれんのw?いや、黙ってないでサw」って、マイケルムーア並に絶対いくからね。
ほんまに!
もう〜
4月 14th, 2010 by Hiroshima KOP
「ピースヒル整備Ver. 微妙に大階段表現バージョン」
「まずは新スタンド整備Ver. 街路がそのまま延長バージョン」
4月 14th, 2010 by Hiroshima KOP
というわけで、日比谷公園の野外大音楽堂。
日比谷公園の賑わいのコアは松本楼のカレー野外大音楽堂と分析したわけですが、それ以外にある公会堂や図書館、そして大花壇、これらは旧球場周辺にグリーンアリーナ、中央図書館、ハノーバー庭園がある事を考えると、日比谷公園と旧球場は似た構造をしているな、とも思います。
旧球場の日比谷公園化には「だだっ広い広場」ではなく、魅力あるコンテンツ(インフラ)を充実させ、それらを生かすソフトを生かす、という事です。
繰り返しますが、インフラとソフトは「両翼」であり、どちらがかけても駄目ですし、どちらかだけで賑わいの創造などは「不可能」です。
その野外大音楽堂を、そのままもてこれないか、とやってると…
うまく行くもんです。
確かに画像遊びではあります。
しかしこの手の思考実験は広島市の過去の新球場建設の検討の際にも行われていますし、あえて堂々と妄想させて頂きます。
前回の合成画像完成後にあった反省点を以下の様に修正しました。
①スタジアムの規模が大きすぎて、スタ熊師匠のパースを反映していない。巨大なスタジアムへの嫌悪感を起こしそう。
→新設部分を最小限のスタンドに。
②川沿いの建築物が長過ぎる。
→2つの建築物を整備するイメージに変更。
③開いた空間に日比谷公園の野外大音楽堂が共存できないかテスト
→はまった…
という作業でした。
川沿いのビルを二つに分けたのは商工会議所、PL教団、護国神社の「民間セクター」と、青少年センターや要望の強い専用劇場などの「公共セクター」を分けた方が事業が円滑に進むだろう、イメージしやすい、理解しやすいだろうという狙いからです。
平和公園から原爆ドームに抜けた後、「だだっ広い広場」があって、はたして回遊の動機となるか?
それより丹下の軸の延長両サイドに生まれ変わった旧球場、劇場、青少年センターといった文化の復興の証、あの場所で被爆した後もたくましく経済活動を再開した商工会議所が展開してる街路が続いている。そんな景色の方が「向こうに何があるんだろう?」と人は思うんではないでしょうか?
そしてその先に、2000人規模の野外大音楽堂があり、様々なイベントが展開されている。そんな景色が十分可能なのが、旧球場という場所だと私は強く考えます。
4月 13th, 2010 by Hiroshima KOP
ACL、ええ試合やった〜
さて、最近噂の「ツイッター」の利用方法をやっと理解したんですが、旧市民球場についても活発に議論されていて勉強させてもらっています。
そんな中、あったのがこんなつぶやき↓
別に名前ふせんでもいいんでしょうけど、なんとなく。
いや〜いいですね、ツイッター。
このような意見こそ聞きたいところだし、レスポンスのしがいがあります。(といいつつ自分がつぶやいていないという…)
「サッカー場」というものに対して拒否感がある人がいるのは現実です。実際、サンンフレッチェはビッグアーチというメガスタジアムを使ってますし、2002年のワールドカップ時にできたのはどこも「巨大な」スタジアムです。まずは、そのようなスタジアムばかりではない事、これをアピールし理解してもうのが必要だと言う事。
それと別に、今回気になったのが「日比谷公園のような」という部分です。
日比谷公園、確かに良い公園です。旧市民球場に関してニューヨークのセントラルパークと並び、引用される事の多い都市公園です。私も東京時代に職場が京橋だったのですが、その帰り道にちょっと足を伸ばしていったり、国会図書館への途中によるのが楽しみな公園でした。
しかし、よく考えてみると浮かんでくるのが…
って事です。
「日比谷公園のような市民参加やできる憩い」は何によって生まれているか?日比谷公園にあって、広島の公園にないものって、なんなのでしょうか?
まず単純に大きさを比較しました。
日比谷公園は中央公園より大きい規模である事がわかります。中央公園よりボリュームがあり、更に四方が官庁やオフィスに囲まれており、立地において賑わい創出上有利です。しかし今更敷地面積や立地環境はどうしようも無い要素。
他に何か差は無いでしょうか?その差は「公園の中身」です。(ま、当たり前ですけど…)
(引用 東京都公園協会:日比谷公園案内図 )
中央公園がリアルに「空き地」状態なのに対して、日比谷公園は敷地内に散策路が網の目に巡らされ、良い意味で散在して整備された図書館や公会堂、草地広場や大小の野外音楽堂が散策路によってネットワーク形成されている。
ポイントポイントをランダムに人が移動する構造になっている。だから日比谷公園には「賑わい」が生まれる。その視点からみると、広島市の東西に分けるゾーニングプランは人の流れを「逆の意味で」整理してしまし、賑わいが発生する構造になっていません。なぜなら旧球場の敷地は北を城南通り、西を太田川で「塞がれ」ており、ただでさえ動線が遮断されている敷地であり、そこに更に安易なゾーニングを加えても、ますます人がいなくなるだけです。
そしてそんな「孤立した」場所に、これまた安易な「広場」を作ってもだらしない空間が生まれるだけです。
これは「インフラ」の「構造的」な失敗であり、そこを強引に「ソフト」でカバーしようとしても、その先にあるのは「無茶苦茶しんどい事になる」のは目に見えています。
それを身にもって知っているのがサンフレッチェ広島と、その観客です。だからこそ、焦りから広場案でもいい、と言う人に「安易な広場作りに賛同しても、その先にはいばらの道しかないぞ!」と心から言いたくなるのです。
「菓子博」等のイベントは魅力的に見えるでしょうが、「跡地広場と菓子博」のセットは「ビッグアーチをアジア大会」と同じ運命を感じます。
さて、そんな中でもなんとか日比谷公園から参照できるものは無いか考えてみましたが、ひとつ思うのは「日比谷公園を日比谷公園たらしめているのは、『あれ』だろうな…」と。
それは「広島•都市観光の創造 」管理人のらっちさんが「市民球場跡地考 」で提案されている野外音楽堂でしょう。日比谷公園全体を会場としたイベントもあることにはありますが、それ以上に一般的にあの日比谷公園の賑わい」と言われる、そのコアは、コンサートだけでなく様々な集会も開かれているこの音楽堂であると考えます。
最初のツイッターのつぶやきにも「屋外イベント場」とあるのは、まさにこの野外音楽堂の事を示しているのではないでしょうか?
じゃあその野外大音楽堂、なんとか旧球場と共存できないか…
そう、ここでこそ「音楽堂か?スタジアムか?」と「モノクロ」な視点で考えるのではなく、「両方の魅力がうまく重なり合わないか?」とマルチレイヤーの視点で考えるべきでしょう!
広島市役所も市長も、そんな発想の方が断然楽しくないですか?
(続く)
4月 12th, 2010 by Hiroshima KOP
というわけで、旧市民球場の内野スタンドは残しつつ、外野スタンドは撤去して整備したイメージで遊んでみたのがこんな感じ。
元のスタジアムがイラストのような奇麗なスタジアムなので、出来上がりも奇麗になった感じです。以前作ったコラとの違いは、商工会議所と青少年センター、PLがなくなって奇麗なビルに立て替えさせてもらいました。
以前も書きましたが、川沿いという絶好のロケーションを生かした、低層で水平方向に展開した再開発ビルでPL、護国神社、商工会議所を権利をうまく生かした再開発で景観問題への答えは十分出せると考えています。
青少年センターや中央図書館など公共サービス施設も含めて考えればいいじゃないでしょうか。
いまいち言葉じゃ理解しにくいと思うんで、やっつけですがイメージ図。
「景観上問題があります」→「移転します」「壊します」ってさあ…
丹下健三のピースセンターの特徴であるピロティを生かして、デザインも川面に生えるものを工夫して…
それこそ、ここに必要な条件を指定したコンペで新しい広島の名所となるような建築を頑張りましょうよ!と思うんです。
やっぱり「劇場か?」「イベント広場か?」「サッカー場か?」なんて取捨選択の思考は駄目だし限界がありますよ。上のスライドでは「足し算」と書きましたが、むしろ「マルチレイヤー」の思考で考えてほしい。レイヤーというはわからない人が多いと思うんですが、「マルチレイーヤーで考えよう」が本当に大事だと思うんで、いずれ別の時期にしかり書きたいと思います。
スタジアム部分についてはこれまでもスタ熊師匠 が丁寧に、丁寧に紹介されているコンセプトに従っています。
ただ、元画像の引用上、かなり大規模なスタンドになっちゃいましたが…
将来型としてみてもらえれば…
「ぶっこわして(他都市にもあるようなありふれた)公園」なんか作るより、数億倍「話題」になると思います。
建築雑誌はほっとかないでしょう。
旅行雑誌だって取り上げますよ。「新しい広島の名所!」って。興味ない人ほど「野球場がサッカー場?え?え?まじで?」って感じでしょ。いわんや興味がある人間こそや、と思うんですけどね…
つーか(口調が段々荒れてきてますが)「仮設を生かした、大会後も利用可能な、新しい広島型のオリンピックを提案する」とか言ってるクチで「解体して公園にします」「思い出は一部スタンドを残して」とか無茶苦茶な事やってていいのか?説得力あるのか?って話だと思うんですよ!
いや、まじで、こんなの開催都市同士で競争になったときに、他都市から「簡単にぶっこわしてるやん」「最優秀無しのコンペ強引にやって、無茶苦茶なっとるやん」とか突っ込まれたらどうするんでしょうかねー
とかおもっちゃうんですけど、強引に考え過ぎですかねー
軸線上に奇麗に街路がはいりました。
狙ってません。
偶然です(笑)
でもただの広場より、このような街路が形成されてる方が遥かに「回遊性」は生まれますよ。壁が無くなれば人は回る、とか思考ゼロな発想は「少しまじめに考えれば」ありえません。
ただ、やっぱ「なにか動かなければ」「膠着状況をなんとかしてほしい」という人たちの気持ちにも理解をしめさなきゃいけないと思います。そういう人に「だからこそ!急いで解体してもいいことならんよ!!」と訴える材料、言葉を用意しないといけないでしょうね。
こうした妄想画像でも助けになればなーと思うんですが…
専用スタジアム実現へ、ロッペンばりの妄想ボレーを決めたいもんです!!
4月 12th, 2010 by Hiroshima KOP
Stade de Suisse, Wankdorf、スイスはベルンのスタジアムですが、評判が大変よいスタジアムです。
収容は
サッカー時:3万2000人
コンサート;4万5000人
だそうです。
1954年スイスワールドカップの決勝に使われたバンクドルフスタジアムが老朽化した後に建てられたスタジアムだそうです。
(参考:euro2008.euronavi.net )
(画像:Stade de Suisse, Wankdorf HPより引用)
個人的に好きなタイプのスタジアムです。こんあスタジアムが広島の中心部にあって、サンフレッチェにコンサートにと賑わいをもたらしてくれたらいいですねー
中央公園にはめ込んでみました。
すさまじく納まりがいい!
ぴったりすぎて逆に中央公園の建ぺい率の問題にひっかかるでしょうね。以前から僕が主張してる基町アパートの再編成に併せて中央公園の敷地を広げたりする必要があると思います。
あとは建設費が少なくとも100億規模になるでしょうか、その理解を得られるか。維持費等の負担をどうするか。これは跡地だろうがどこだろうが、確実に言われる話でしょうね。
コンサートもひっぱることになると、ますます「広域公園(ビッグアーチ)はどうするんだ!?」と突っ込まれるのは間違いないでしょう。
まあ、僕としては「いや、そもそもあなたは広域公園(ビッグアーチ)をどうしたいのですか?」「どうあるべきだと考えておられるんですか?」と聞くところからはじめて、相手がうざがるくらいねちっこく、じっとり、べっとりと質問攻めにしますが、「世間の声」というのは「立派なビッグアーチがあるのに」というポイントで止まっているのは事実ですしょう。
そこを諦めず、根気よく説明する責任が専用スタジアムを求める人間には必要であり義務でしょうし、逆に理解を得られるチャンスだと思います。
ところで冷静に現在の経済情勢をみて、このような新築の専用スタジアムが建設される可能性はどのくらいなのでしょうか?
私はやはり「極めて厳しい」と思ってしまうんですよね。
そこでお約束の旧球場で遊んでしまうわけです。
(続く)
4月 8th, 2010 by Hiroshima KOP
今回のオリンピック誘致に関わり、よく聞かれる言葉が「仮設で対応」との言葉です。オリンピックには莫大な建設費が必要とされるが、そこへの批判に対して「仮設で対応」と言う訳ですが…
この「仮設」というコンセプト、便利にぽんぽん使われてますが、実際どうなんでしょうか?
まず、ここ数年の夏期オリンピックのメインスタジアムの建設費を列挙してみました。
土地が広大でコストが低く抑えられと考えられるアトランタで223億で最も安いです(いや、安いわけじゃないんですが…)次いで1980年に完成していた既存のスタジアムを改修したアテネが300億で収めています。
新設であったシドニー、北京では400億を突破し、収容も10万人規模となっており、いかにオリンピック開催に要求されるスタジアムの規模が大規模なものになっているか実感させられます。
ちなみに以前コメント欄でtioさんに教えて頂いたのですがアトランタ五輪のメインスタジアムは大会後にメジャーリーグのホームスタジアムとなることを織り込んだ設計となっていました。
こうした「巨大なメインスタジアム」の問題をうけ、ロンドン五輪では「大会後の利用もばっちり考えてます」というプレゼンで最有力のパリを押さえ逆転勝利したわけです。
う〜む…
素晴らしいプレゼンです。
コンセプトも素晴らしいし、大会後の事も考えられた、環境面も配慮した素晴らしいプランです。
秋葉市長も記者会見で「仮設」について説明をされています。
記者 基本方針案を出すときに仮設というのを一応書くという前提としては、非公式に聞く中でできるだろうという、それがあるから…。
市長 もちろんです。それと今の質問の暗黙の前提と言いますか、我々常識的に考えるとなにか仮設というのはバラックみたいなね、要するに一時しのぎの粗末な施設というような印象がややもするとありますよね。今の記者がそういうつもりでおっしゃったことではないのは分かっていますが。一般論としてそういう先入観があるんですけれども、我々が考えている仮設というのはそういう意味ではなくて、あくまでもこれを例えばリユースすると。
仮設というのはそういうふうに要するに絶対にここから地理的に物理的に動かさないんだということを前提にするのではなくて、例えば選手村だったら、選手にとって使いやすい部屋、そういったものを作って、今度はそれを例えば次のオリンピックにもう一度使ってもらう。あるいは別の用途にそれを使うことが可能なような形で、そのことで利用価値を多くすることでコストを下げる。そういう意味での仮設ですから、 粗末なものにするということではなくて、利用価値の転換を図って、それが必ずしも物理的に一か所にとどまらなくてはいけないということではなくて、移動可能なものを作ると。あるいは解体可能なものを作る。それによって施設全体の利用価値を増やすというところが非常に重要な観点だと思っています。
〜中略〜
ですからバラック的なものを作るということでは決してありません。ですからこれは第2回委員会で決めた理念の中にも選手にとって最高の環境を整えるということを目標にするのだということをきちんと書きましたけれども、それはそういう意味も含めて我々としてはそういう方向をぜひ実現したいという思いを書いたつもりです。
2010年2月26日記者会見「オリンピック招致検討について外1件」より
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1267167077887/index.html
「仮設」と言った場合
①F1などで見られるようなタイプの仮設スタンド
か
②ロンドンオリンピックで提唱されているタイプの仮設スタンド
に分かれると思うのだが、記者会見での秋葉市長のイメージしているものは後者のタイプであることは間違いない。むしろ発言からはロンドン2012を意識している雰囲気も察するし、知り合いの建築家等からそのプランを知らされているのだろうと思う。
ところが、オリンピック支持タイプの人の多くは後者ではなく、前者のタイプの仮設をイメージしている事が多い。個人ブログで多いのは、「仮設なら安く建設可能」「ビッグアーチも使えるしね」と言ったものでしょう。
しかし、そうしう人を一人一人捉まえていいたい。
「あんたら、本気で考えて発言してるのか?」と。
そしてもう一言
「市長が考えてる仮設は、そんな甘いもんじゃないのわかってて、発言してるのか?」と。
というのも、そのロンドン型の「仮設スタンド」に問題が生じているのです。
自分もロンドンオリンピックのコンセプトに感動して、「見事なプランだ!!」と紹介したわけですが、その後をフォローすると色々問題が起きている。
ネットで「london stadium cost」で検索すれば、すぐに多くの記事が出てくる。「持続可能」「大会後の有効活用」をコンセプトにしたロンドンオリンピックのメインスタジアムは大会前にすでに「建設費が当初の倍まであがってしまう」という大問題をおこしているのです。
time onlineの記事をもとに英ポンドを円に概算で換算してグラフにしてみました。
大会後は有効活用を見越し、2万5000人のスタジアムに5万5000人の「仮設」スタンドで設計したスタジアムは、皮肉な事に過去最大級の規模の「金食いスタジアム」になってしまっているわけです。
恐ろしい事にこれは「メインスタジアムだけ」の問題。オリンピック全体の建設費、事業費となるとどうなっているんだ、と思ってしまいます。
私はここで「だからロンドンオリンピックは駄目」とか「仮設はだめ」とか言いたいのではない。「仮設」という言葉を使うなら、どれだけ誤解が生まれないように「仮設スタンド」について調べ、理解したうえでその言葉を使っているのか、と思うわけです。
まじめに考えれば、「仮設」というコンセプトだけでもこれだけ誤解が生まれうるし、考えなければならない事が多い。「コストがかかっても持続可能性を追求した五輪」を仮設で実現するのか、「徹底したコスト削減を目指す五輪」のために「プレハブ上等!」位の気概で仮設を利用するのか。そこすらはっきりしない今の現状で、どうオリンピックに賛成しろというのでしょうか?ちょっと深く調べて「仮設といっても、色々問題あるし、そこを市長はどう考えているの?」と疑問を持たないのか?
きつい言い方をすれば、「仮設であれば広島市に負担が少なくなる”だろう”」と気軽に書いてしまうのは、素朴を通り越して「無責任」である、と言いたくなってしまうのです。
また、秋葉市長にしても、「リユース」など最近の環境問題で使われる言葉を使っていますが、そこにこうしたロンドンの現状を調べる、勉強したうえで発言しているのでしょうか?
「コストを抑えた…」「リユースを考えた…」と言った「低コスト」「環境」「持続可能」などの「聞こえの良い概念」に関わる「記号」と「オリンピック」という、これも「良い印象」の「記号」をおりまぜて「なんか”良い”感じ」「夢がもてそうな”感じ”」の政策を口にすることで「戯れている」印象しかうけません。
本気でオリンピックを誘致したいなら、本気で仮設を考えてるなら、もっと具体的で説得力のある言葉が市長の口からでるはずと思うのですが…
私の期待するようなオリンピック開催プランは出そうになさそうですし、なんとなーく、失敗した2002年ワールドカップ誘致と同じ「高尚な理念&隙だらけのプラン」で「失敗」、あれと同じ道がみえるんですよね。
追記
RCCのサイトを見ていると4月2日のニュースで以下のようなものがありました。
2020年の夏のオリンピック招致で、広島市が施設整備の検討状況を明らかにしました。28の競技のために39の会場を設けますが、このうち17の会場は新しい施設を作るとしています。3月31日の臨時議会では説明されておらず、今後、論議を呼びそうです。
ちょっと…
広島市はどうして、このような「後だし」をくりかえすのでしょうか?私は「秋葉市長」という個人を理由に批判はしません。あくまでも政策単位で判断しますが、どうもこうした記事をみると、本気で「広島オリンピックを実現しよう!」というものがあるのかどうか、疑問に思えてなりません。
4月 7th, 2010 by Hiroshima KOP
個人的には広島オリンピック、無条件に反対というわけじゃないんです。ちゃんとした計画があれば、全然いいと思うんですよね。
例えば僕が市長であったなら、広島オリンピックは以下のようなプランで考えます。
①広島の都市構造の再編成を行えるチャンスであるので、徹底的な建築学的な検討を加える(アジア大会の施設を再利用とか、逆に高コストになりそうな中途半端な事をしない)
②当然「被爆都市が復興してオリンピック開催」というテーマはストロングポンイトなので最大限アピールする。
③ただし、既存のイデオロギーを「超えた」部分でアピール(勝負)する。
都市計画には「徹底した会場のコンパクト化」をメインに計画を考えます。そしてキーポイントは「老朽化した基町アパート群の再整備」になると思います。
現在の中央公園、基町アパート群はその根底に「原爆スラムの解消」がありました。しかしその基町アパート群も設計が現在のニーズに合わなくなていたり、住民の高齢化が進んでいたり、また使用したコンクリートの性状への疑問など、色々問題を抱えています。遠からぬ将来に再整備が必要な事はまちがいないでしょう。
そこで、基町アパートの再整備を行う事を前提に、中央公園と基町アパート群の敷地を一体化して考え直し、この広いゾーンでスタジアム諸施設や、選手村といったもの整備を集中的に行います。
広域公園はメインスタジアム廃止でよいと思います。
今は思いつきで書きましたが、それくらい「ビシッ」っとやってくれれば、賛成します。しかし今の広島市にそれだけのプランはまったく感じないし、でそうにも無い。
そもそも「ちゃんとした仕事をしよう」と思ったときには以下のような順序でものを考えるべきではないでしょうか?
まずはっきり言いたいのは、「理念だけで賛成」なんて態度は民主主義の世の中では最低な無責任な態度だと言う事です。あらゆる理念をどう実現するか、どう具体化するか、それを示し、賛同を増やし、反対する人を説得するか、それが民主主義における主権者たる市民の権利であり、また「義務」だと思います。
具体的に言うならば、「病に苦しむ患者に、苦みがないようにしたい」という理念があるとします。この理念自体は文句のつけようが無いものです。しかしそれを実現するには「限られた技術のなかで、できるだけ苦しみが無い様にする」といったものから、「薬で安楽死させる」といったものまで含まれます。
そこで「理念に賛同!」といって「安楽死」を無条件に許してはならない訳です。
責任ある医療を実現しようとするなら、その理念を「どう行うか」こそが大事ですし、責任ある大人ほどそこを考え抜き行動するでしょう。
そういう意味で、私は「オリンピックだから」「理念がよいから」というだけで動いてしまう人には「なんと無責任な」と思うわけです。「今のこの現状で、なんでそんな無条件に賛成できるの?」と。
具体的に書くなら「peace piece project 」という団体があります。
http://peacepieceproject.com/top.html
この団体の公式サイトから、どのような部分に賛同して行動しているのか勉強させてもらおうとしました。
が、ただ「オリンピックだから賛成」というものしか見えてこない。
「理念」というペーズに以下のような事が書いてありました。
私達は、見事に復興を果たした”ヒロシマでのオリンピックの祭典”を通じ、一人一人の心の中に、対立より協調への火を灯し、その火が全世界を照らす大きな松明(たいまつ)となることを確信します。
そして、全世界に向け”愛と平和のメッセージ”を発信していきたいと思います。
http://peacepieceproject.com/rinen.html
<peace piece project 公式サイトより>
私にはこの文で何が言いたいのか、具体的な事が全然伝わらない。私には平和な日本で一方的にメッセージを「送りっぱなし」にしようとしている様にしか、このレベルでは思えないわけです。
揚げ足取りと言われるかもしれませんが、こちらの団体に聞いてみたい
「アジア大会で広島はアジアに何をできたのか?」
と。
メッセージ、発信すればいいでしょう。
松明、なったらいいと思います。
しかし、その後アジアの平和に向けて、アジア大会は「具体的に何をアジアに貢献できたのか?」それを聞いてみたい。
公民館での一館一国運動と言った交流や、市民一人一人の思い出と言ったものはあったでしょう。
しかし「アジア大会の開催」で「具体的に広島がアジアの平和に、希望になにができたか?」という問いに答えて頂きたい。
アジア大会で具体的に残ったのものは西風新都開発と、延伸が途中で止まったアストラムライン、そして祇園新道です。アジア大会開催は確かに理念として、復興都市がアジアにメッセージを送るというものがあったでしょう。
がしかし、現実問題に残る(残される)のはインフラ施設と、莫大な借金なわけです。
莫大な費用をかけて発せられた「メッセージ」は、何を残したのか?
そのお金があれば、例えば医療支援や基礎技術移転といった、もっと具体的で、アジアの人々が求めるものに、復興都市広島は応える事ができたでしょう。
そうしたものは地味で、継続しなければ意味がなく、そしてなかなか火の光があたらないものです。そういったものより
、スポットが当たり、記念碑的にスタジアムが残るド派手ななアジア大会の数週間が勝っているものとは何なのでしょうか?
広島が開催しようとするオリンピックで発しようとする「メッセージ」。これにかかるのと同規模の費用で実現可能な「地味な国際協力」より、「オリンピックで発するメッセージ」が勝るものとは何なのでしょうか?具体的に説明してもらえるのでしょうか?
是非聞いてみたいと思うのです。
繰り返しになりますが
「理念だけでなく、具体的に、どう広島オリンピックを開催するのか?」
を考えなければならない。なのに、まだ具体的なプランも出てない段階で、猛烈な勢いで署名を集めると言った行為。本来「手段」であるべき署名が「目的」化した団体。そのような団体に関わっている人たちが、大人としてどれだけの思考しているのか、心から疑問に思ってしまします。
「いや、そうじゃないんだ」というものがあるなら、是非とも聞いてみたいし、議論をしてみたいと思います。
(続く)
12月 2nd, 2009 by Hiroshima KOP
ACLも夢じゃない!
そんな盛り上がりを見せる広島からはなれ長崎の地で僕が最近うれしかったのは、天皇杯の草津対東京戦にて松下と佐田を見れた事。
松下、すんごいパスを出しまくってました。
長崎は国見があるのでFC東京のホームでしたが、松下のパスは会場を沸かしてました。
試合後にはサインと握手までしてもらったぜ〜
それはさておき、専用スタジアムを考えるときに絶対出てくるお金の話。跡地を使うとなって使用料はいくらあるのか?これをずっと公開資料から「推測」してきましたが、なにかしっくりこない。
しっくりこないというより、「こんな推測だらけなこと書いてていいんだろうか(汗)」「しっかり結論ださんとなんか迷惑かけるんじゃねーのか(汗)」というような後ろめたさがずーっとありました。
そこで公文書館に相談をしてみたところ「広島市民球場特別会計決算比較表(歳入)」という資料を教えていただきました。平成16年度から20年度までの市民球場特別会計の歳入の項目について詳しく書いてありました。
これまで僕は市民球場のお金の入り方は「使用料」と「広告料収入」と考えていましたが、実際は以下のような構造でした。
市民球場の歳入は「球場使用料」と「附属設備使用料」の2本の大きな柱からなっています。その中にカープ負担分と一般負担分があります。
球場使用料のカープ負担分は少し複雑で以下のような構成になっていました。
公式戦、オープン戦、ファン感及び練習などの使用による年間110回程度の使用に対してかせられる「定額分」という項目があったんですね。
そして追加使用料が1回の試合で2万1千人を超えた試合に課せられるものと、年間入場者数100万を超えた場合に課せられるものの2種類がありました。
今回面白かったのは、「附属設備使用料」の項目でした。
国有地代として払う賃料とは別に「事務所売店」へ課せられる項目があったり、投光器、スコアボード、大型映像といった「設備」の使用料があること。そして「広告表示料」が附属設備使用料の中に含まれていたことが新たな発見でした。
また、一般利用分の附属設備使用料にも注目すべきものがありました。それは「テレビ」「ラジオ」という項目でテレビ局、ラジオ局から徴収するものです。
これらの項目の具体的な数字は以下の様になっていました。
まず、第一の印象は一口に「使用料」と言っても年によって大きく異なるものだな、と思いました。この各年度の実績に対して新聞社などで分析がされ、それを間接的にネットで資料を集めると「年間7億近い使用料」「5億近い使用料」と情報は錯綜し混乱するわけですわな…
<球場使用料について>
注目したいのは意外に国有地代の変動が大きいという事実。4年間で4000万も下落している理由はなんでしょうか?4000万はサンフレッチェの経営規模を考えると無視できない数字です。
球場使用料といいますが1億5000万近い額の「特別分」は設備投資の意味合いが強く、いわゆる「使用料」の部分は「定額分」9000万円と「追加使用料」の数千万であると考えると「意外に安い」と思いました。
<附属設備使用料について>
かなりびっくりしたのが「投光器」の額。4000万という額はもう少しでサンフレッチェのビッグアーチの年間使用料にせまる額です。浴室や大型映像設備、スコアボードの使用料はトータルで6000万程度となっており、その額の大きさにびっくりしました。
「広告表示料」ですがカープから市に1億近く払われていますが、20%を収めるとのことなのでカープは4億程度の広告料収入を得ていると考えられます。あー、この4億があれば確かに「球場使用料」「附属設備使用料」を払う事はできるよなあ…と思いました。
球場への広告料という存在がカープ、市民球場のキモな気がします。
<一般利用における附属設備使用料について>
「テレビ」の3500万という使用料。これも大きな存在です。今回資料をみて思いましたが、「カープのチケット収入」「広告料収入」という単純な構造でなく、このようなテレビ局からの4000万や、投光器の4500万といった項目で億単位の使用料があります。
「カープ」という存在を中心に、広告業、飲食業、放送と複合体があり、それぞれから使用料が支払われている、
そのトータルが「使用料5億」という数字になっている事実に気がつかされました。
さて、ではこの中心がサンフレッチェになった場合は、どうなるのか?それを考えなければならないのですが、もう少し時間をかけて検証してみたいと思います。
4月 12th, 2009 by Hiroshima KOP
長沼会長の口から出た落選理由を何度も読み返すと、自分には「ルールを守れ」と怒られている様な気がして来る。そこには「多少の不備があっても、HIROSHIMAの理念があれば、なんとかなるだろう」という広島市側の甘え、ダラなしなさを感じてしまう。
理念はいいのだ。
理念を持つ事は大事だし、平和を願う理念は尊いものだ。
だが、それ(平和を願う理念)は原爆を受けていない他都市だって持ちうるものだろう。
広島はその「平和の理念」を考える中に「被爆」という経験があるという話であって、それだけで他都市に対してアドバンテージが無条件にあるわけではない。根本的に広島は「大人の仕事としての準備がなっていなかった」のではないか、と思ってしまう。それは次の記事からも読み取れる。
12月26日 中国新聞
広島落選を受けての各都市の意見だが、札幌市の意見は実に厳しい。
また屋根に関しても
「屋根が条件ということで名乗りを挙げたはず」(大阪市)
「屋根はぜいたくという議論は確かにあろうが、決められた基準だから」(大分市)
という意見を読むと、「屋根掛けは絶対条件とは思っていなかった」という広島市の意見は実に寒い。
確かに数百億かけての屋根掛けに関しては、議論が必要だと思う。
私にしてもビッグアーチの屋根掛けをしなかった事は「よかった」と思う。
しかし、それは「どこで」「どれだけ市民が関わって」決まったのだろうか?
例えば、屋根掛けを問題の中心に据えて「それでも招致活動に参加するかどうか?」がちゃんと話し会われていれば、あんな惨めな思いにはならなかったはずだ。もっと早くから
「ビッグアーチでワールドカップを行うには100億以上の改修費がかかるが、それでもやるか?」
「おなじ100億かけるのなら、専用スタジアムを整備した方がいいのではないか?」
「じゃあ、ビッグアーチはどうするのか?」
「いやいや、そもそもワールドカップなんかも招致せず、福祉を充実させるべきだ」
といった議論が、1年もあればしっかりできたではないだろうか?
それが前年6月には「改修します」で、年をあけた12月には「改修しません」と方針転換。
その間に改修にかかる概算費用はおろか、招致に伴う負担についても十分に公開されていない。
この「市民すっ飛ばし」こそが、この悲しい経験の原因なのは間違いない。
そして、広島市民も単なる被害者として憤るのではなく、「もう二度とこんな目にはあわんぞ!」と積極的に動くべきだと思う。
裏での密約、約束や、勝手な楽観的な他人任せな姿勢。
それはやはり納得いかないし、そうしたモノがこの街にいい影響を、未来を与えるとは自分は思えない。
情報は与えられる前に自分から見つけ出し、問題点は誰かに解決してもらう前に、自分で見つけ相手に問いただす。
市民がそうして「公の場で議論しまくる」事こそが大事だと、一連の記事を見て痛感する。
そういう意味で、今はまだ数は少なく勢いは足りないかもしれないが、市民球場に関して、地道に足を運んで署名をあつめ、説得をする人がいる。
広島を離れていても、それぞれの場所で、できる範囲で何かをしようとする人がいる。広島意外の街の人も興味をもって応援してくれている。
そんな状況の「今」はとても素晴らしいと思うし、本当に「すごい!」と尊敬の思いを持つ。
広島から遠く離れてはいるが、なんとか自分も協力したいと思う。
広島を離れると、サンフレッチェがあって、紫に染まるホームスタジアムがあって、カープの後にはしごでサッカーを楽しめる街、そこで暮らせる事がいかに幸せか再確認させられる。
そして、もっと言えば同じサンフレッチェを愛するが故に市民球場跡地の改修には反対だ、そんな人と盛んに議論する事がお互いの為にもなるのではないか、と思う。
そんな自分も普段の忙しさを理由になかなか更新が滞ってしまうのだが、「後からあの時の様な悔しい思いをしない」為にも、できる範囲で動いていけたらいいな、と思うのです。
(追記)
広島開催がピンチになった24日の市長へのインタブーが面白い。屋根をかけない方針の為に落選が濃厚となった段階でのインタビューなのだが
12月25日 中国新聞
記者「今も屋根は絶対条件ではないという判断ですか」
市長「そうです。米国ではロサンゼルスで炎天下、屋根のないスタジアムで決勝をしています。単独開催の時点では確かに屋根は約束事だったが、日韓共催となって、その前提はなくなったと思う。現に計画していたバーチャルスタジアムも、共催になった時点で消えたではないですか。」
まず、「困った時の海外都市の引用」というのは広島市長の伝統なのだろうか?その理屈が通るなら、他の立候補都市全ても屋根はかけないで立候補しただろう。唯一屋根かけをしなかった広島は「よほど理屈に自信があった」か「唯一開催条件を理解していなかった準備不足の立候補値」だったのか?
もっとすごいのが
単独開催の時点では確かに屋根は約束事だったが、日韓共催となって、その前提はなくなったと思う 。
なくなったと「思う」って(笑)
「思う」のは勝手だが、なんで条件を勝手に脳内で解釈するのか?
これは自分の勝手な解釈だが、広島市は屋根が条件だったのは「知っていた」だろうし、平岡市長の「思う」発言も後付けの言い訳であって、本心ではないだろう。本当の所は「それでもなんとかなるんじゃないか?」という甘えと「100億も使いたくない」という思いがだらしなく交差しての行動だったんだろうと思う。
しかしそれが市長としての責任ある行動だったのだろうか?
なぜもっと早く市民に情報を提示し、決断を求めなかったのだろうか?
同じ事を今の広島市も繰り返そうとしてるのではないか、そんな不安を抱いてしまうインタビュー記事である。
4月 12th, 2009 by Hiroshima KOP
現在の市民球場跡地利用の混乱の原因は何か?
専用スタジアムへの改修を求める人間や、地元商店街の人間がだだをこねているだけなのか?
この問題を考える時に、なにか似てるなと思う事件がある。その事を調べに国会図書館に行ってみた(といっても数週間前の話なんですが(汗))
写真は1996年11月27日の中国新聞の記事。2002年ワールドカップは日韓共催となり、1会場あたりの試合数が減少した影響で国内での会場立候補都市間での激しい争いとなった。この時点で他都市がこれからスタジアムを建設予定だったのに比べ、スタジアムが既に完成しており、またアジア大会を開いた実績、そして被爆都市としての知名度に自信があったのか、全体的に広島市も中国新聞も余裕を感じる。
「広島 平和願う理念強調」との見出しも、この後の結末を知る今となっては「なんかピントがずれとるわな…」と思ってしまう。大事なのは理念を「どう具体化するか?」のアピールではなかったのか…
96年12月20日の中国新聞朝刊。
当時のサッカー協会会長、長沼氏が広島市を訪れた際の会談の様子。
写真だけをみると余裕の会談に見える。しかし
出席者によると、長沼会長は日本での開催地が十会場になった経緯を説明。広島市や他の候補地に対する評価、ビッグアーチの改修、会場選定の条件など、核心に触れる発現は出なかったという。
この部分を今見ると「出なかった」というより「(広島市側が)触れなかった」のではないか?と邪推してしまう。こうした会談では実務的な事は話し合わないのが常識なのだろうか…
こんな感じで一般市民レベルでは余裕でいた所にでたのが、問題の「屋根」であった。
12月24日 中国新聞
サッカーの2002年ワールドカップの国内の有力候補値と見られていた広島市が、予定競技場の広島ビッグアーチのバックスタンドに屋根を設けない方針を固め、一転して落選の危機に陥ってる。
記事によるとW杯開催準備委員会のアンケートがあったのが20日付け。
これに対して「屋根は設けない」と広島市は解答。
ところがその前年6月に同準備委員会に提出した計画書には「観客席の三分の二以上に屋根をつける」とスタジアムの改修を盛り込んでいた、と書いてある。
この「改修有り」から「改修無し」がいつどこで決定されたのか?これがまったくわからない。
そして、これこそが問題の最大の原因なのは間違いない。
翌日から各方面からの要望や、署名活動が行われるが…
12月26日 中国新聞
かすかな希望に期待を寄せるも、落選。長沼会長からの落選理由は広島市民にとってはつらいを通り越して「恥ずかしい」とすら思える物だった。
「屋根を三分の二以上設置する予定のない広島は、理事全員の意見で最初から除外しました 」
「FIFAの言葉を借りれば、サッカー場は劇場で、選手は濡れても、観客が濡れてはいけない。われわれのエゴでもないし、ぜいたくでもなく、他の十四自治体はこの基本条件をクリアしている 」
(続く)
3月 19th, 2009 by Hiroshima KOP
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1188536663947/index.html
「広島広域公園指定管理者募集要領」
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1188536663947/files/01kouikiouboyouryou.pdf
「広島広域公園業務仕様書」
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1188536663947/files/02kouikisiyousyo.pdf
「広島広域公園指定管理者募集要領」によると平成18年の支出実績は以下の通り
3月 18th, 2009 by Hiroshima KOP
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1223511922199/files/ippann.pdf
広島市監査委員会
平成19年度
広島市各会計歳入歳出決算及び土地開発基金運用状況審査意見書
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/1193183848557/files/18kessanikensyo-kakukaikei.pdf
広島市監査委員会
平成18年度
広島市各会計歳入歳出決算及び土地開発基金運用状況審査意見書